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足着き最高なビッグクルーザー”レブル1100”はワインディングもこなせるユーティリティクルーザー

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国内では爆発的な人気を誇っていたレブル250/500に、満を持してリッタークラスの「Reble1100」が投入されました。

基本的なデザインはレブル250/500を踏襲しつつ、大幅にグレードアップした最長兄「レブル1100」について見ていきましょう。

仕様諸元

<Rebel1100>
■全長:2,240mm ■全幅:850【830】mm ■全高:1,115mm
■ホイールベース:1,520mm ■シート高:700mm
■車両重量:223【233】kg ■燃費:31.5km/L
■エンジン型式:水冷4ストロークOHC4バルブ直列2気筒
■排気量:1,082cm3
■最高出力:64kW[87PS]/7,000rpm
■最大トルク:98N・m/4,750rpm
■燃料タンク容量:13L
■変速機形式:常時噛合式6段リターン式【電子式6段変速(DCT)】
■タイヤサイズ:前:130/70B 18M/C 63H 後:180/65 16M/C 81H
■アンチロックブレーキ(ABS):有り
■トラクションコントロール:有り
■スリッパークラッチ:有り
■発売年月:2020年12月(DCTモデル)、2021年3月(MTモデル)
■メーカー希望小売価格:Rebel1100(MT):1,100,000円(税込)、Rebel1100 DCT:1,210,000円(税込)

レブル1100のエンジンは、CRF1100Fアフリカツイン(写真↓)というアドベンチャーモデルのエンジンを流用しています。

このアフリカツインは、元々はホンダがパリ・ダカールラリーに参戦していたときのNXR750をルーツに持つラリーバイクで、どんな悪路でも乗り越えるパワフルさがウリのアドベンチャーモデル。

そんなパワフルなエンジンをベースに、クルーザー向けに使いやすくデチューンしたのがレブル1100です。

このモデルは、まず初めにクラッチ操作不要のDCT(Dual Clutch Transmission)モデルが2020年12月に発売され、それから遅れること3ヶ月後の2021年3月にMTモデルが発売されるという、ちょっと変わったリリースでした。

DCTモデルは大型AT免許で乗れるビッグバイクとあって発表当初から話題を集め、発売されてみれば、DCTはMTの1.5倍も売れているのだそうです。

スポーティーさも兼ね備えたクルーザー

レブル1100は単なるクルーザーではありません。

元々パワフルなアフリカツインベースのエンジンなので、ワインディングでもキビキビとした走りを刻むことができる万能マシン。

電子制御で「スタンダード」「スポーツ」「レイン」の3種類の走行モードを選ぶことができ、スポーツモードではかなり攻めた走りが出来る仕上がりになっています。

最近は半導体、特にマイコンの高性能化&低価格化の恩恵を受けて、かつてはハイエンドモデルにしか搭載されなかった電子制御が、一般価格帯の車両にも搭載されるようになりました。

特にこのレブル1100は標準装備が充実しています。

標準装備が凄い

レブル1100、何が凄いって標準装備が凄すぎます。

これだけ着いている新車が、税込110~120万円で買えるとはメチャクチャお買い得です。

オートクルーズコントロール

4輪の世界では一般グレードにも装備されるようになってきたオートクルーズですが、マイコン&センサー技術が進化した恩恵もあって、二輪車にも搭載されるようになってきました。

特にクルーザーにはオートクルーズは嬉しいですよね。

僕は以前ZRX1200Rに乗っていたときは、アクセルにカモのくちばしみたいなスロットルアシストを付けていました。

あんなのでもあると無いとでは大違いでロングツーリングの時は重宝しましたが、その一方では110km/hぐらいでオートクルーズしている車が羨ましかったり(笑)

グリップヒーター

多くのロングツアラーは、後付けでグリップヒーターを付ける人が多いと思いますが、標準で装備されるのは嬉しいですね。

グリップヒーターって真冬じゃなくても早春や秋口でもあると嬉しい装備です。

アシストスリッパークラッチ

MTモデルには標準でアシストスリッパークラッチが装備されています。

不意にアクセルを開けすぎたり、シフトダウンでエンジン回転数が合わなかったときでも、後輪がロックせずにエンブレを逃がしてくれるのは素晴らしい。

スリッパークラッチってつい最近モトGPで使われ出した技術かと思っていたら、あれよあれよという間に市販車にも普通に搭載されるようになったんですね。

トラクションコントロール

ワインディングなどで不意にアクセルを開けすぎてタイヤがズルっと滑ると肝を冷やしますよね。

そういったときでも電子制御でトラクションをコントロールしてくれるので、ラフなアクセル操作でも安心です。

ハイエンドモデルにしか搭載されていなかったトラコンですが、これからは普通のモデルにも搭載されてくるんでしょうね。

ETC

個人的にETCは、料金所で手袋の脱ぎ履きやお金の出し入れが大変なバイクのためのものだと思うんですよね。車よりも。

なので標準装備されるのは純粋にバイク乗りとして嬉しいのと、標準装備されるということは、メーカーが車体設計の段階でETC機器の収納場所を専用に設計してくれるので、収納場所がスマートです。

USB電源

クルーザーといえば当然、長距離を走るので、スマホナビ用のUSB電源は今や必須です。

多くのライダーは後付けでUSB電源を引き出していると思いますが、あらかじめUSB電源が引き出してあると、追加配線が不要なのでとても楽ですね。

乗り換えユーザーが結構多いらしい

レブル1100はその完成度から、レブル250・500からの乗り換えユーザーが意外に多いらしいです。

確かにレブル250は、取り回しが楽で気軽に街乗りできる手軽さが人気でしたが、一方では高速を使った移動ではパワー不足は否めません。

ツーリング寄りのユーザーにとっては、レブル1100はかなり魅力的なマシンではないでしょうか。

シート高が700mmで女性でもしっかり足着きができるので、初めての大型バイクとしてもオススメだと思います。

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