ホンダGB350がダサい!?もしそうだったらそんなに売れてないと思いますけどね

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ホンダのネオクラシック”GB350”の人気が凄いです。

オートバイは単一車種で年間2,000台売れれば大ヒットと言われる中で、このGB350は発売1年も経たずに9,000台も受注。半導体不足による影響も多少あるのでしょうが、このまま行くと納期1年越え(!)もありそうな雰囲気です。

そもそもこのGB350は、国内のネオクラシックブームを狙ったものではなくて、インド市場をターゲットに投入されたミドルクラスのバイクで、現地では「ハイネス」というモデル名で販売されています。

今回は、この意外な人気を誇るGB350について書いてみたいと思います。

GB350 仕様諸元

まずは仕様諸元から。

<GB350>
■全長:2,180mm ■全幅:800mm ■全高:1,105mm
■ホイールベース:1,440mm ■シート高:800mm
■車両重量:180kg ■燃費:49.5km/L
■エンジン型式:空冷4ストロークOHC2バルブ単気筒
■排気量:348cm3
■最高出力:15kW[20PS]/5,500rpm
■最大トルク:29N・m/3,000rpm
■燃料タンク容量:15L
■変速機形式:5段変速リターン式
■タイヤサイズ:前:100/90-19インチ、後:130/70-18インチ ※チューブレス
■アンチロックブレーキ(ABS):有り
■トラクションコントロール:有り
■スリッパークラッチ:有り
■発売年月:2021年4月
■メーカー希望小売価格:GB350:550,000円(税込)、GB350S:594,000円(税込)

外観はクラシックな装いですが、最新の環境基準に適合するために、アンチロックブレーキ(ABS)、トラクションコントロール、スリッパークラッチに対応していながら、車両価格を50万円に抑えているところが凄すぎですね。

…というか、トラコンやスリッパークラッチってスーパースポーツ系に装備されるものかと思っていたら、もう、こういったオーセンティックなモデルにも装備されるようになったんですね。技術の進化を感じさせます。

それとこのクラスでは15Lと大容量な燃料タンクも存在感を引き立てています。

GB350はスタンダードタイプの”GB350″と、スポーティーモデルの”GB350S”と2モデル展開。

GB350Sのほうが、ステップがやや後ろ気味に移動し、ハンドルが少し遠めのセッティングになっています。

これはライダーの姿勢をやや前傾にしてスポーティーな乗車姿勢を作ります。

それと、この記事の先頭にあるモデル写真のカラー(パールディープマッドグレー)はGB350Sのみの設定です。(他の諸元はGB350と同じ)

威風堂々とした車格


冒頭でも触れましたが、このGB350は元々は日本市場をターゲットにしたものではなく、インド市場を狙ったモデルなんですね。

多くの新興国でそうであるように、インドでも二輪車は自動車より安価に入手できる、市民生活では欠かせない移動手段です。

そういった市場で受入れられるバイクとして、扱いやすい排気量でありながら長距離の移動もこなし、整備性の容易なGB350が開発されました。

インドの人は大柄な車体を好むという趣向も取り入れ、威風堂々とした仕上がりになっています。

SR乗りからすると、特に燃料タンクの存在感が大きいですね。

実用燃費で33km/Lと言われていますから、航続距離は満タンで400kmは超えそうです。スゴ…

シート高が若干高め

排気量の割に大きな車体は個人的に評価が高いところですが、シート高が800mmというのが若干気になります

172cmの僕が跨がると地面に両足ベッタリ…とは着かず、踵が浮きますね。

SR400もシート高は790mmでそんなに変わりませんが、SRは車体がスリムなので僕だと両足ベッタリ着いて、尚且つヒザが少し曲がります。

GB350は大柄な車体のせいで、横への張り出しがSRよりも大きく、その分足着き性が悪くなっています。

とは言っても車重180kgなので、両足の足の裏半分も着けば、取り回しはさほど気にならないでしょう。

GB350が売れている理由

GB350の購買層は、ノスタルジーを求めている40~50代かと想像してしまいますが、実際には30代を中心に売れているのだそうです。

新車バイクの購入平均年齢は50代と言われており、そのゾーンからすると少し意外に感じられます。

GB350が若年層に響く理由は、その「スタイル」。

若年層と言えば、ニンジャ250やCBRといったクォータースポーツモデルに行く層を思い浮かべますが、ああいったスポーツモデルはある程度服装を選ぶんですよね。

でもGB350の、いかにもバイク然としたスタイルは、乗り手の服装を選びません。

チノパンにスニーカーでニンジャ250に乗ると少し浮いてしまいますが、GB350は全然OK。

街乗りでフラっと食事に行ったり、カフェで暇つぶしに行くのに、ライディングジャケットやライディングブーツでなくても、普段着で乗っても全然違和感が無いのが受入れられているんじゃないかと思います。

バイクでどうしても困るのが、左足の甲がシフトチェンジで汚れてしまうこと。

上の画像のように白いスニーカーだと特に汚れが目立ちますよね。

でもGB350はシーソーシフトなので、シフトアップ時は足の甲で上げなくても踵で下げてOK。スーパーカブやハンターカブでおなじみのシフト構造です。

これだと靴が汚れなくて済みますね。

ヘルメットもフルフェイスでもオープンフェイスでも何でも受入れてくれる懐の広さは、SRと似ています。

スピードだけがバイクじゃないことを教えてくれる

バイクに求めるものは人ぞれぞれですが、ネオクラシックを求める人はオートバイの操縦性や旋回能力よりも「気持ちのいい移動手段」として選択しているのではないかと思います。

購買層は30代>20代>40代>50代の順で下がっていくようで、意外にもリターンバイカー層はそれほどでもないみたいです。

オシャレですねー。

GB350Sですかね。最近は女子にも人気高いです。

900ccのトライアンフ ボンネビルと並んでいても車格で負けていないのが凄い。

日常使いで楽しみたい人にオススメ

通勤・通学から週末の買い物、近所のカフェでまったり過ごすのもよし、荷物くくりつけてツーリング行くのもよし、とオールラウンダーに使えるのがGB350の魅力ではないかと思います。

それに乗るときの服装も、肩肘張らずに何でも受入れてくれるデザインも嬉しいですね。

個人的にはGB350Sに設定されているカラー「パールディープマッドグレー」がツボです。

中古市場も全般的に高騰しているので、欲しい方はお早めに予約を!

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