時代の移り変わりによって、かつては普通と思われていた運転操作が、現代の若者からすると「なんかかっこ悪っ…」という運転も少なくありません。
今回は、ダサくてドン引きされる運転ワースト5を紹介します。
これはダサい!ドン引き運転ワースト5
1.シートに手を掛けて後ろを振り向くモテバック
これは以前書いた記事でも
モテバックは女性からの評判はとにかく悪い。
「目視で後方確認するのは当然でしょ!」とのお言葉もいただきましたが、多くの人は助手席に手を回さなくても確認できるでしょ、と思っているようです。
最近はキモいとすら言われていますので、隣に女性を乗せているときはよく考えましょう。
2.逆手ハンドル
曲がるときに、ハンドルの内側に手を入れて回すやり方を「逆手ハンドル」または「内掛けハンドル」と言います。
なんとなく自動車操作に慣れた雰囲気が出るのと、力が入りやすいのかついやってしまう人も少なくありません。
特に昔の大型車はパワステが装備されておらず、太いタイヤを操作するためにハンドル径も大きく、普通に回すより手を掛けやすい逆手ハンドルは合理的でした。
普通車でも、ハイグレード車にしかパワステが装備されていなかった時代は、腕力が小さい人には逆手ハンドルは有用でした。
しかし現在はほとんどの車種・グレードにパワーステアリングが標準装備されている時代に逆手ハンドルをしているのを見ると、「イキってる感」出まくりなのです。
50代以上のオジサンに多いので要注意。
3.あおりハンドル
「あおり運転」じゃないですよ。
「あおりハンドル」とは、左折時に少し右側に膨らんでから曲がる運転で、一旦右に「あおる」のであおり運転といいます。
幹線道路から狭小路に入るのであれば理解できますが、普通に信号機が設置してある幹線路同士の交差点でもあおってから左折するのは意味がわかりません。
大型車が内輪差を考慮して右にあおってから曲がるのはもちろんアリですが、普通車で普通に曲がれるのに、右にあおってから曲がるのは運転下手を自ら公表しているようなもの。
大型車でも無いのに右にあおってから左折するのはもはやイキってるようにしか見えません。
というか、2車線道路でこれをやられると、右側を走る直進車は本当に肝を冷やします。
左折時のあおりハンドルでの接触時も多いですから、不要な「あおりハンドル」は慎みましょう。
4.指ぬきレザーグローブ
いや、別にドライビンググローブを否定しているわけではないんです。
スポーツカーでワインディングを楽しむ人は手汗を吸収してくれるグローブは便利でしょう。
ましてやサーキット走行では必需品です。
でも僕が言いたいのは、一般道や高速道路で指ぬきのドライビンググローブはどうなのかな?と。
使ってる本人がよければよければ、周りがそれ以上言うことはありませんが、少なくとも女性はドン引きですね。
指ぬきグローブは中二病とまで言われてますからね。
意中の女性とドライブに行くときは、ドライビンググローブはやめておきましょう。
よほどの車好きでもない限り、絶対にカッコイイと思われません。
5.なぜか女性をを下に見る
これ、50代以上のオジサンに多いのですが、遅い車や操作がスムーズでない車を見ると
といったことを平気で口に出す人がいます。
もし公人がこんなこといったら即炎上ですね。
オジサン達が若かりし昭和の終わり~平成の初め頃は、男性は車を所有してナンボ、女性はいい車に乗ってる彼氏が自慢、みたいな風潮がありました。
でもあれから30年経った今、女性の社会進出が進み、当時に比べて男女の収入格差はかなり解消されてきました。
今では女性も普通に運転しますし、男性より運転が上手い女性もいれば、女性より下手な男性も普通にいます。
時代が変わってきたことを理解せず、「女性=運転が下手」というステレオタイプで判断してしまうオジサンは相当ヤバいです。
と言ったジェンダーにかこつけた決めつけは、かなりダサいので止めましょう。
車に慣れている人ほど要注意
普段から車を運転していて、ある程度運転に自信がある人ほど、知らず知らずのうちにダサい運転をしてしまっていることがあります。
長年の運転で自分の運転が確立して、若者に阿る気などサラサラない、という人は気にしなくてもいいと思いますが、意中の人がいるとか、自身の評判を上げたい人は気をつけましょう。
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