SR400に乗り換えたときは新しいETC車載器は購入せず、前の車両(ZRX1200R)に装着していた古いETC車載器をSRに移設しました。
ETC2.0用の車載器を新たに購入することも考えましたが、現時点ではそれほどメリットありませんし、お店が移設工賃無料でやりますよ!ってことだったのでお願いしました。
しかし、SR400にはアンテナを取り付けるのに絶妙な位置が無く、ミラー下のボルトにブラケットを共締めする形で取付けました。上のトップ画像のような感じです。
その後SR500レプリカハンドルに交換すると、ハンドル高がアップになった分、ETCアンテナ&インジケータの長さが足りなくなって、ケーブルがやや突っ張り気味になっているのもずーっと気になってました。
トップ画像でETCインジケータ(ETCカードが入っていると緑点灯するランプ)が横向きになっているのも、ケーブル長が足りなくなったためです。
そういうモヤモヤが心の底にずーーーっと引っかかっていたので、今回はETCアンテナを目立たない場所に移設することにしました。
トップブリッジ左側へ移設する
いろいろと移設場所を探してみましたが、ちょうどいい場所が無いので、トップブリッジとフロントフォークを留めるボルト(10mm)に市販ステーを共締めして、移設場所を作ることにしました。
ホームセンターでL字型のステーを購入。
エーモンの汎用ステーで198円でした。
もっと薄いステーもありますが、SRの振動で疲労破壊を起こすので、多少厚みのあるほうがいいです。
このステーは板厚3mmなので十分でしょう。
10mmボルトを外してステーを取り付ける
赤丸のボルトを外します。
ステーを取り付けるとこんな感じです。
ステーの上面は両面テープで止めるので、シリコンオフで脱脂しておきます。
脱脂しないと両面テープの粘着力が悪くなって、乗ってるうちに剥がれたりします。
乗車中でもETCインジケータを見えやすくするために、ステーは水平よりやや前さがりにしています。
左ミラー下のETCアンテナ、インジケータを外す
左ミラー下のETCアンテナ、インジケータを外して、両面テープを剥がし、剥がした面をキレイにします。
ETCアンテナは意外とキッチリ両面テープで接着されていたので、マイナスドライバーで少しずつコジりながら剥がしました。
ドライバーでアンテナに傷つけないように注意してください。
両面テープで留める前に仮設置
ステーにETCアンテナ、インジケータを仮設置してみます。
なかなかイイ感じです。
実際にシートに座ってインジケータが見えるかどうか確かめます。
ステーをもう少し前側に倒してもいいぐらいですが、面倒臭いのでこれでOKにします(笑
ケーブルの余長処理
ETCアンテナ、インジケータの余長配線は1~2回巻きにしてライト裏に収納します。
以前買った結束バンド(インシュロック)があったのでそれを使いました。
赤丸のように結束バンドで配線をまとめます。
配線をまとめるポイントは、キッチリ結束しないこと。
キッチリ留めてしまうと、ハンドルを動かしたときにケーブルに余力が無くなってしまうので、結束バンドは少し緩めに留めて、調整できるようにしておきます。
結束バンドの余長はニッパーでカットします。
脱脂&両面テープで貼り付ける
シリコンオフでステー、ETCアンテナ、インジケータ(LED)の両面テープを貼付する部分を脱脂します。
ETCアンテナ、インジケータには直接シリコンオフをスプレーせず、一旦ペーパータオルにシリコンオフを吹き付けてから、それで拭き取るように脱脂します。
一応、こんな感じで完成。
見た目スッキリ!
まず、ハンドル周りからETCアンテナが無くなって非常にスッキリしました!
こんなのは自分が思うほど他人は何とも思っていないものですが(笑)、バイクそのものが自己満足の世界だからいいのです。
正面から見るとこんな感じ。
ノーマルウインカーの存在感に隠れて一見どこについているのかわかりません。
もう少し寄るとこんな感じ。
ケーブル配線の余長処理もライト裏にうまく隠せたので、個人的には満足の仕上がりです。
まとめ
ETCアンテナの移設に使ったものは、
・シリコンオフ(両面テープ貼付場所の脱脂用)
・10mmのメガネレンチ(ボックスレンチでもOK)
・両面テープ(100円ショップで調達)
・結束バンド(細目)
です。所要時間は大体30分ぐらいでした。
ハンドル周りをスッキリさせたい人は参考にしてみてください。
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