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都心からの潮干狩りは木更津が近くてたくさん採れる!春~初夏のおすすめドライブコース

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我が家は年に一度は木更津に潮干狩りに出かけています。

理由はいくつかありますが、まずウチは家族全員アサリが大好きで、特に子供達がクラムチャウダーにトーストをビッチャビチャに浸して食べるのが大好きです。すみません下品な食べ方で。

もう一つは、あの潮干狩り独特の宝探し感がたまりません。

アタリをつけて掘ったところから、ぷっくりとした大粒のアサリが固まって出てきたときなんか、アドレナリンが吹き出して大人でもつい夢中になってしまいます。

家族4人で一日遊べる上にアサリが4~5kg取れますから、日帰りレジャーとして見ると満足度がかなり高い遊びではないでしょうか。

今回は、そんな毎年行ってる木更津方面への潮干狩りレジャーについて書きたいと思います。

木更津方面をオススメする理由

行けば必ずアサリが採れる

東京だと城南島海浜公園が無料で潮干狩りを楽しめますが、人工海岸なのでなかなかアサリが採れません。

アサリは遠浅の海岸じゃないと取りづらいんですね。

なので特に小さい子供だとあまりの取れなさにすぐに飽きてしまいます。アクセスはいいんですけどねー。

その点、木更津の潮干狩り場は有料だけあって漁協がアサリの稚貝放流やっていますし、行けばほぼ確実に入場料分の2kg/人は採れるので、手ぶらで帰ることはまずありません。

潮干狩り場がたくさんある

木更津には大きく3ヶ所の潮干狩り場があります。

・金田海岸
・牛込海岸
・江川海岸

どれも東京湾アクアラインの木更津金田ICから近いので、東京方面からのアクセスが抜群です。

海ほたるで遊べる

せっかくの小春日和にドライブするのであれば、アクアラインの海ほたるで東京湾の絶景を眺めて息抜きしたい、という個人的な想いもあります。

というのも、天気がいい日はここから東京都心、横浜みなとみらい、富士山も見られますし、風向きによっては羽田空港に着陸する航空機の迫力のあるアプローチも望めます。

それに海ほたるは隠れた夕日スポットでもあります。

GWの夕方5時過ぎに海ほたるから撮った夕日です。

この日は帰りの都合があったのでこの後すぐに出発しましたが、あと30~1時間ぐらいすればかなりキレイな夕日が見られたと思います。

潮干狩りに行く際の準備

潮干狩りは手ぶらでいっても道具は現地で全部揃いますが、準備万端で臨むとより一層潮干狩りを楽しめます。

時期を決める

木更津の潮干狩り場は大体が3月中旬から7月中旬ぐらいまで、場所によってはお盆前ぐらいまでやっているところもあります。

3月だとまだ寒くて長時間海に入っているのはツラいものがあるので、やはりオススメは4月下旬から6月上旬ぐらいでしょうか。

6月に入ってしまうと関東が梅雨入りしてしまうので、ウチは大体4月下旬~5月下旬を狙って行きます。

4月も下旬になると、海水も温くなってくるのでウォーターシューズで足を濡らしていても寒くないですし子供も安心して楽しめますからね。

潮干狩りに行く時期を大体決めたら、今度は潮見表を見て干潮時間を確認します。

潮見表は各潮干狩り場のホームページに掲載されているので、自分が行きたい時期でオープンしている日時を確認しましょう。

当然ですが、潮干狩り場のオープン時間は一定ではありません。潮の満ち引きに合わせてオープンしますし、小潮や長潮の日は終日潮干狩りができません。

当然ですが、週末と大潮が当たる日はみんな狙ってきますので結構混雑します。

服装

4~5月と言えど、天気がいいと思いっきり日焼けします。下手すると火傷するぐらい。

なので短パンTシャツはよほど皮膚が強い人じゃない限りオススメしません。

特に春先から初夏にかけて湿度が低く、紫外線量が真夏より多いので最低でも

・帽子(できればハットタイプ)
・長袖、長ズボン
・タオル(首周りの日焼けを防ぐ)

は必須です。

更に、天気がいいときは照り返しがキツいので

・サングラス
・日焼け止め(顔、手の甲)

もあると便利です。というか絶対あったほうがいいです。

それと、逆に雲天になって風が出ると途端に寒くなりますので、上に羽織れる薄手のウィンドブレーカーがあると便利です。

次に足回り。

3月~4月は水温も低いので、長靴のほうが足が冷えなくていいです。

ゴールデンウィーク辺りは水温も上がってきますので、アクアシューズ、クロックスでも大丈夫です。(その場合は短パンOKですが、日焼け止めを塗っておいたほうが後々楽です)

ビーチサンダルは潮が引いた砂浜をあるときに、泥水を跳ね上げてお尻や背中が砂まみれになるので、あまりオススメしません。

絶対にNGなのが素足。必ず貝殻で足を切ってしまうので要注意です。

絶対に持っていったほうがいいモノ

水分

潮干狩り海岸は遠浅なので、干潮のときは海岸から100~200mぐらい沖まで干潟になります。

そこで水分補給のためにいちいち岸まで歩いて戻るのは面倒なので、ペットボトル(500ml)の水分を持参していきましょう。

天気が良いと結構汗もかくので、熱中症予防のためにもこまめな水分補給を心がけてください。

手袋

素手で砂を掘っていると、たまに割れた貝殻で指をサクっと切っちゃうときがあります。

特にアサリが固まっているところを見つけて夢中で掘りまくってるときはアドレナリン放出中なので手が止まらず、その際にザクっとやっちゃうんですね。

よっしゃ、頑張って採るぞ~って気合いれてるときに指先を切ると急にテンションが下がりますし、気を持ち直して…と思っても傷口に海水がしみてそれどころでは無くなってきます。

軍手や綿手袋を使って掘れば、そんな事態を避けられます。

採ったアサリを入れる容器とペットボトル

できればクーラーボックスとかあるといいですが、無ければ蓋付きのバケツか、ダイソーなどで売っている発泡スチロールタイプのクーラボックス(300円程度)があると便利です。

4~5月ぐらいだったらまだ常温で持ち帰っても大丈夫ですが、5月下旬以降は温度も高くなるので、保冷剤の入ったクーラーボックスで持ち帰らないと食中毒の危険があります。

4月でも天気がいい日は夏日に近くなるときもありますので、そんなときに炎天下の車内にアサリを放置すると腐ってしまうこともありますので要注意です。

採ったアサリは潮干狩り場にある水場で軽く洗ってクーラーボックスに入れ、塩抜き用の海水をかぶるぐらいに入れておくと、生きたまま自宅に持ち帰れます。

ペットボトルはアサリの砂抜き用に使う海水のお持ち帰り用です。大体どこの潮干狩り場にもキレイな海水を用意しているので、ペットボトルにその海水を入れて持ち帰ります。

駐車中の車内が熱くなるぐらいの天気のときは、帰りがけにコンビニでロックアイス(1.1kg、250円ぐらい)を一袋かってアサリの上に置いておくといいですよ。

折りたたみ椅子

潮干狩り場は海岸から50m~100m程度、場合によっては200m近く離れている場合があります。

下は海水と砂でビショビショで座るところが無いので、折りたたみ椅子が無いと死にそうになります。

椅子があれば座ったまま砂を掘れるので、疲れが断然違います。

折りたたみ椅子はできれば人数分持っていきましょう。これもダイソーで150円/脚で売っています。

レジャーシート

潮干狩りから帰ってきて洗い場で足を洗っても、足を拭いたり靴下に履き替えたりするときに地面に足を置くと、せっかく洗ったのにまた地面の砂を拾ってしまいます。

着替え、履き替え用としてレジャーシートを持っていくと足に砂がつかなくて便利です。(ステーションワゴンやSUVなどトランクルームが使える車だったら無くても大丈夫ですが)

着替え

小学生以下の子供だったら下着含めて着替えを一式持っていったほうが安心です。

特に低学年だと、アサリが採れるとつい夢中になってシャツからパンツまでびしょ濡れになります。必ず。

大人でも、天気がいい日は汗びっしょりかいてしまうことも珍しくありませんので、替えのTシャツやスウェットパンツなどを持っていくと汗で不快なまま帰路につかなくて済みます。

木更津の潮干狩り場

牛込海岸

木更津の北側にある牛込漁業協同組合が管理する潮干狩り場。

木更津金田ICから5分と好アクセスで、無料駐車場が1000台分もあるので駐められないことはまずありません。僕はいつもここの潮干狩り場を利用しています。

ナビで見ると道がちょっと分かりづらいのですが、木更津金田ICから牛込海岸まで案内の立て看板が随所にあるので、看板通りに進むと迷わずに到着できます。

<料金>
・大人(中学生以上):1,800円(2kgまで)
・子供(4歳以上):900円(1kg)まで
・貸し熊手:1丁50円
・超過料金:1kgにつき900円
・駐車場(1000台):無料

熊手は年に1度使うかどうかなので、ここの貸し熊手をいつも借りてます。

漁協のオジサンがフレンドリーで、採れて無さそうなお客さんにはアサリの固まっているところを教えてくれたり、見つけ方を教えてくれます。

金田海岸

金田海岸は金田漁業協同組合が管理する潮干狩り場です。

ホテル三日月の目の前が潮干狩り場という立地なので、潮干狩りを兼ねて宿泊に来る人も多いところです。

このホテルは目の前が東京湾ということもあって、天気がいいと宴会場から東京湾が一望でき、富士山もくっきりと見えるので外国人にも人気のホテルです。

ただ、ホテル三日月に宿泊したからといって潮干狩りが無料になるとか割引になるといったサービスはありませんが、宿泊客は駐車場が無料なところがメリットですね。

<料金>
・大人(中学生以上):1,800円(2kgまで)
・子供(4歳以上):900円(1kg)まで
・貸し熊手:1丁100円
・超過料金:1kgにつき900円
・駐車場:300円/時間

駐車場はホテル三日月と共用なので駐車代がかかる(300円/時間)のがネックですが、そのかわりホテル三日月に併設している日帰り温泉「竜宮城」の利用料が10%オフになります。

<スパ竜宮城>
・大人(中学生以上):1,500円(平日)、2,000円(土日祝日)
・子供(4歳~小学生):1,100円(平日)、1,600円(土日祝日)
・駐車場:スパ利用で5時間まで無料

ここ1か所で潮干狩り、温泉、食事が楽しめるので、あちこち動きたくない人にはオススメです。

ホテル三日月はお風呂がアトラクションのようになっているので、小学生ぐらいのお子さんがいる家庭なら宿泊するのもいいと思います。

江川海岸

金田海岸より小堰川を挟んで南側にある、江川漁業協同組合が管理する潮干狩り場です。

上のような写真を見たことはありませんか?

かつては金田海岸でも見られた海中電柱と言って、沖合にあるアサリの密漁監視小屋に電力を供給するために設置された電柱で、今ではこの江川海岸と隣の久津間海岸にしか残っていない電柱です。

この沖に向かって等間隔で並ぶ海中電柱は、インスタ映えするスポットとしても人気があります。

現在は密漁監視小屋は使われていないそうですが、裏を返せばそのぐらいアサリがいるという場所なんですね。

沖合に監視小屋を立てるぐらいなので、ここは潮干狩りができる干潟までちょっと距離があって、歩いて干潟まで行くと駐車場から20分程度かかります。

ただその分、他の潮干狩り場より荒れていないので、ゴールデンウィーク中でもしっかりアサリがとれます。

歩くのが面倒な人のために、渡し船(大人片道200円、子供100円)もありますし、干潟には簡易トイレもあるのでいちいち岸まで戻ってこなくてもいいのが便利です。

<料金>
・大人(中学生以上):1,800円(2kgまで)
・子供(4歳以上):900円(1kg)まで
・貸し熊手:なし(販売:1丁200円)
・超過料金:1kgにつき900円
・駐車場(600台):無料
<渡船料金(片道)>
・大人(中学生以上):200円
・子供(4歳以上):100円

幼稚園児や小学生低学年の子供さんだと、歩くのがツラいので渡し船を使ったほうがいいと思います。

ただ干潟に簡易トイレはあるものの気軽に岸に戻れないので、まだ集中して遊べない小さな子供連れの人にはあまりオススメできません。

木更津の潮干狩り場はどこも料金は同じで、大人1,800円、子供は半額の900円です。何年か前は大人1,400円、子供700円でしたが、ここ何年かで値上がりしちゃいましたね。

それでも家族4人(大人2人子供2人)で5,400円で、宝探し気分を味わえてアサリが4~5kg取れるのですから、コスパ高いレジャーじゃないでしょうか。

まとめ

子供って自分で採ったものや釣ったものが食べられるって知ると異様にテンションが高くなりますよね?

なので潮干狩りに夢中になっているのを見ると連れてきて良かったな~って思いますし、大人も十分楽しめるのでオススメの日帰りレジャーです。

帰りは海ほたるに寄って夕日の東京湾を眺めてもいいですし、夕方になって少し空いてきた木更津の三井アウトレットパークに寄っていくのもいいですね。

あ、あと駐車中はETCカードを取り忘れにご注意を。

車上荒らしに遭ってETCカードが盗まれると、アクアラインの通行料が普通車800円→3,090円になってしまいます。

最近はETCカードも有料化の流れが押し寄せています。楽天カードのETCカードは年会費550円(税込)ですが、楽天ゴールドカード(年会費2,200円) or 楽天プレミアムカード(年会費11,000円)だとETCカードの年会費は無料になります。

また、年会費無料の楽天カードでも、過去6ヵ月で楽天ポイントを15回かつ2000ポイント以上獲得していればETCカードの年会費は無料になります。

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楽天での買い物が多い人には便利ですね。

 

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