バイクは買うより借りる時代?今、急速に普及しているレンタルバイク市場とは?

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若者の二輪離れが叫ばれて久しいですが、実は今、レンタルバイク市場が熱いんです。

生活の多様性で、車やバイクにお金が回せない現代、買えないなら借りればいいじゃん!というのは実に理に適っています。

今回はそんなレンタルバイクの話をしたいと思います。

レンタルバイクのメリット

僕のような昭和世代の人間にしてみると、やはり車やバイクは「所有してナンボ」という意識が強いと思います。

しかし、通勤などで使わない限り乗るのは週末ぐらいで、しかも毎週末乗る人もそんなに多くないのでしょうか?

特に子育て世代で子供にお金がかかる時期ではなおさらだと思います。

そんな世代の人でも、レンタルであれば気軽にバイクを楽しめますね。

好きな車種に乗れる

当たり前ですが、バイクをレンタルするってことは「乗ってみたい」車種があるってことですよね。

今やレンタルしていないバイクなんてほとんどありませんから、オンロード/オフロード問わず、スーパースポーツからクロスカブまで、何でもレンタル出来ます。

自分のバイクを持っていても、たまには違う車種にも乗ってみたかったりしませんか?

僕はDUCATIのスクランブラーが凄く気になって、一度レンタルしたことがあります。

SRとはパワーもフィールも全く違って、これはこれで凄く面白いバイクでした。危うくローン組みそうになりましたが(笑)

一般的にレンタル料金には任意保険代が含まれていますから、後は何時間借りるかだけです。

購入前の試乗車代わりに

僕が一番オススメしたいのは、購入前の試乗車代わりにレンタルしてみることです。

もちろん販売店でも購入検討であれば試乗させてくれますが、一般的には販売店の周囲を何周か回る程度しか試乗できません。

それでも全く試乗しないよりはマシですが、バイクって試乗しただけでは気付かないところが結構あるんですよね。

例えばちょっと傾斜のついたコンビニ駐車場での取り回しとか、長い時間走った後のエンジン再始動だとか。

特に試乗で気付きにくいのが、給油キャップの開けづらさとか、燃費が異様に悪かったとか。

短時間の試乗では見えないところでも、レンタルで丸一日使ってみると、本当の「使い勝手」が見えてきます。

以前、スクランブラーが気になって販売店で試乗したんですが、本気で乗り換えを考えたので改めてレンタルしたことがあります。

実際に長時間乗ってみると、短時間での試乗では気づかないところがいろいろと見えてきてすごく良かったですね。

レンタルバイクのデメリット

当然ですが、レンタルバイクにはデメリットもあります。

所有欲を満たせない

これは車やバイクが好きな人じゃないとわからない感覚ですが、車やバイクって「所有している」だけで幸せなんですよ。

もちろん「車やバイクなんて乗ってナンボだろ!」と言う気持ちはよくわかります。僕もそう思います。

でも忙しくて乗る暇が無くても、たまにガレージから引っ張り出してきて洗車したり、眺めたりするだけで嬉しくなりませんか?

「今は忙しくて乗れないけど、今の仕事が一段落したらツーリングにでも行こうかな」とか「子供が卒業したら毎週乗れるようになるかな」なんて考えるだけで、日々の活力になりますよね。

それだけでも車両を所有する理由には十分でしょう。

レンタルバイクではそういった所有欲を満たせない点は仕方ありません。

意外と危ない

レンタルバイクは免許さえ持っていれば(乗れる排気量であれば)どんな車種でも貸してくれます。

「念願の大型二輪免許を取ったのだから、どうせ借りるならビックバイクに乗りたい!」

と思う気持ちもよくわかります。

でもちょっと待ってください。

今まである程度バイクを乗り継いできた人ならともかく、大型二輪取り立ての人がCB1300あたりに乗ると車両感覚が違いすぎてメチャクチャ大変ですよ。

僕も以前、勢いでTW200からZRX1200Rの乗り換えたときは、車両のデカさに正直後悔しましたからね。

別に大型未経験ではなく、TW200の前にはGPZ900Rを5~6年乗っていた経験があるにもかかわらず、久しぶりにのる大型車のデカさには面食らった覚えがあります。

それまで二輪経験が20年近くあった僕ですらそんな感じでしたから、免許取り立ての人がCB1300やZZR1400で日帰りツーリングに行っても、運転に気を取られすぎて、周囲を楽しむことは難しいと思います。

そんな思いをするぐらいなら、何度かレンタルをこなした上でステップアップしていったほうが本来のバイクの楽しさを満喫できると思います。

レンタルバイクはどこでできるの?

最近は二輪人口を獲得するために、二輪メーカー自身がレンタル事業を始めるようになりました。

ホンダ系

ホンダドリーム系列のお店でバイクレンタルをやっています。

お店によってレンタル車種のライナップやレンタル条件が異なるので、詳細はお近くのお店に確認してください。

ホンダドリームネットワーク(ホンダのサイトへ)

ヤマハ

最近はヤマハもレンタル事業を展開するようになりました。

全国のYSPショップでレンタルすることができます。

お近くのYSPショップは下記のヤマハサイトから確認できるのでどうぞ。

ヤマハバイクレンタル(ヤマハのサイトへ)

カワサキ

川崎重工も二輪車のレンタル事業に乗り出し、都内に「Kユーズド&レンタル東京」という直営店を東京都大田区に出しています。

カワサキ系のレンタル事業は始めたばかりということもあってまだ数が多くありませんが、レンタルの需要に応じて店舗展開を増やしていくとのことです。

Kユーズド&レンタル東京(ショップサイトへ)

独立系

実はレンタルバイクで一番歴史が長いのがこの独立系レンタルバイクショップです。

独立系のいいところは、メーカ各社のバイクを幅広く扱っているので、乗りたいバイクがすぐに見つかります。

レンタル819

神奈川県横浜市に本社のある「株式会社キスギ」がフランチャイズ展開するレンタルショップです。

ここのいいところは何と言っても国内最大級の店舗展開をしているところ。2019年現在で全国140店舗に展開しており、現時点では国内No.1のバイクレンタル事業者でしょう。

レンタル819の特徴は、必ずしも直営店で運営しているわけではなく、既存バイクショップとの提携で展開しているところです。

レンタル819のサイトで自宅近くのお店を検索するとわかりますが、ホンダドリーム店や個人ショップ、2りんかんやライコランドなどの用品店と提携していることがわかります。

メーカー直営店ではないので、国内メーカー、海外メーカー問わずライナップがあるので、乗りたい車種は大体見つかります。

僕も以前DUCATIスクランブラーを借りたときは、レンタル819で借りました。

レンタル819(外部サイトへ)

モトオーク

モトオークは東京都港区に本社がある「株式会社オークネット」という会社が運営しているレンタルバイクです。

店舗展開数は全国で約120店と、レンタル819に次ぐ規模を誇ります。

こちらも自宅近くのサイトを検索するとわかりますが、レンタル819と同じお店が出てくる場合があります。

これはバイクショップ側でレンタル819とモトオークの双方と契約して、レンタルバイクのラインナップを補完しているのだと思います。(また仕切価格の競争も促す意味もあるのでしょう、きっと)

モトオーク(外部サイトへ)

レンタルバイクのまとめ

・所有するための場所、費用を節安するのであればレンタルはアリ
・乗りたいメーカーが決まっている人はメーカー系レンタルショップへ
・外車やいろんなバイクに乗りたい人は独立系へ
・ショップによってはヘルメットやジャケットもレンタルしている
・購入前の試乗として使うのもアリ

確かに毎週ツーリングに行くとか、カスタムをがっつり楽しみたい、という人は所有するしかありませんが、「たまに乗りたい」「いつもは車だけど今回は仲間内でバイクで行こう」といった、バイクを乗ることそのものが目的ではなく、バイクを使って「何かをする」という手段として考えるならば、バイクを所有するときも、そのときのイベントに応じてレンタルするのは理に適っています。

僕も今はSR400に乗っていますが、たまにはセローやトリッカーで林道を走ってみたいですし、アメリカンクルーザーで高速道路をロングツーリングしてみたい気になるときもあります。

今は以前と比べてもバイクレンタルの敷居がかなり下がりましたので、これからはバイクを所有していても気分によってレンタル車両でツーリングに参加、なんてスタイルもアリかもしれません。
 

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