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車内に放置した飲みかけのペットボトルで食中毒に!? 夏季は特に雑菌が繁殖するので要注意!

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ドライブ中の車内はエアコンが効いていても意外と暑くて、水分補給が欠かせませんよね。

エアコンの冷風を利用したドリンクホルダーなどいろんなメーカーから出ていますが、最近では車内に放置した飲みかけのペットボトルで食中毒になってしまうケースも増えています。

今回は車内の衛生管理にについて解説します。

飲みかけのペットボトルが雑菌の温床に?

実はペットボトルが原因の食中毒は意外と多く、特に暖かくなる4月頃から10月頃にかけて多く発生しています。

人間の口内には様々な常在菌が存在しており、口内にいた菌が容器に付着したり、飲み物に逆流することで菌が広がり、それが温かい車内で増殖されてしまうのです。

<ペットボトルによる食中毒に至る流れ>

・ペットボトルから直接飲む
   ↓
・ボトルの飲み口に菌が付着する
・菌が飲み物に逆流する
   ↓
・熱い(温かい)車内で増殖する
   ↓
・菌が増殖したペットボトルに再度口を付ける
   ↓
・お腹を下す、下痢・嘔吐、ひどいときは入院(食中毒)

ポイントは「熱い車内」です。

特に、晴天下に駐車したときの車内温度は冬でも30℃を超えるときがありますし、夏季は50℃を余裕で超えてしまいます。

そんな温かい(熱い)車内は菌が増殖する絶好の環境なのです。

ドライブで観光地に立ち寄って数時間駐車して、そのときに放置した飲み物を出発後に飲んでお腹を下したことはありませんか?

当時はなんとも思わなかったのですが、後から「あのときの下痢は放置したペットボトルが原因だったのかも・・・」と思い返すことが何度かあります。

ペットボトルに限らず、缶ジュース、缶コーヒー、紙コップなど、口をつけたものを車内に放置すると同じように食中毒の危険があります。

一般家庭でも起こりうる

車は特に温度が上がるので食中毒の温床になりやすいのですが、一般家庭でも起こりうる話です。

よくあるのが、夏に麦茶を飲むのに、ついグラスを洗うのが面倒で使いまわしていると、飲み口の部分に付着した菌が増殖して食中毒を引き起こします。

例えば、出かける前に麦茶を飲んだグラスを「またすぐに使うから」と置いておき、外出から帰ったときにそのグラスを使って飲んだ場合などです。

本人としては「一度しか口をつけていないのに」と思うかもしれませんが、夏に日中閉め切った部屋の温度は30℃以上になるので、グラスに付着した好気性菌がどんどん増殖してしまいます。

面倒でも、一度使ったグラスは必ず洗って、常にキレイなグラスを使うようにしましょう。

飲み物で食中毒にならないようにするためには

車内に飲み物を放置しない

最近は3月頃から25℃を超える夏日になることが珍しくありません。

そんな日に駐車すると車内温度が30℃以上になることも多いので、車内に飲みかけのペットボトル、缶ジュース、缶コーヒーなどは放置しないようにします。

車を降りる前に飲み切るか、保冷剤を入れたクーラーボックスなどに入れてから駐車するようにしましょう。

容器から直接飲まず、使い捨て容器に入れて飲む

飲み物関連の食中毒は、主に口内菌が容器に移ることで発生しますので、

・飲み切るのに時間がかかるとき
・飲みきれないとき

などは、グラスに注くとか、使い捨ての紙コップなどに移して飲むようにすることで、ペットボトルを汚染せずにすみます。

特に子供などは500mlのペットボトルを飲みきれない or 飲むのに時間がかかることが多いので、ドライブに行くときは100均ショップで50個入りの紙コップを持っていくようにしています。

ただし、使った紙コップを熱い車内に放置して使い回すのは意味がありませんので、車に戻ってきたときは新しい紙コップを使うようにしましょう。

飲みかけのペットボトルで食中毒にならないためのまとめ

・ペットボトルの飲み口には口内菌が付着する
・飲み物にも口内菌が逆流する
・暑い車内に放置すると短時間で菌が繁殖し、食中毒の危険性が高まる
・車を離れる前に飲みきる
・飲みきれない、飲むのに時間がかかりそうなときは別容器に入れて飲む
・使い捨て紙コップを使うとペットボトルを汚染しない

僕はよく泊りがけでドライブに行ったときに、車内に置き忘れた飲みかけのペットボトルを翌日つい飲んでしまうことがありました。

幸い病院に行くほどの食中毒になったことはありませんが、何度かお腹を壊して旅行の後半がグダグダになってしまったことが何度かあります。

それ以来、飲みかけのペットボトルや口をつけたコップには注意するようになりました。

旅行中に家族がそんなことで食中毒になってしまうと、せっかくのお出かけが台無しになってしまうので、飲みかけのドリンク、ペットボトルには十分注意するようにしましょう。
 

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