冬に必ず出てくるのが、ノーマルタイヤのまま雪道を走行してスタックする車。
毎年必ずニュースになるので、知らないはずが無いと思うのですが毎年いるんですよね。
で、こういうニュースが出ると、必ずでてくるのが
と注意喚起です。
それは確かにそうなんですが、僕は積雪路で(ノーマルタイヤで)キップ切られているを見たことがありません。
今回は、積雪路での罰則と実態についてお話しします。
警察はそんなに暇じゃない
「積雪路をサマータイヤで走るのは違反です」としたり顔で言ったところで、実際に取り締まりに遭うことはまずありません。
よく考えてみればわかるのですが、積雪があるのにサマータイヤで出かけてしまうのは、普段降雪が無い地域の人だけです。
そんな地域の警察官は、交通整理に追われて違反を取り締まっている暇などありません。
サマータイヤでスタックしている車を見かけたとしても、道路を塞がないように移動するよう手伝うことはあっても、その場で切符を切るようなことはまずありません。
普段雪が降らない地域で降雪があれば、交通渋滞や事故が頻発しているでしょうから、そちらの事故処理を優先しなければなりません。
なので「積雪路を滑り止め措置を講じずに走行するのは違反」というのは確かにそうなのですが、実際のところそれだけで取り締まられることはありません。
だからと言って「積雪路をノーマルタイヤで走ってもいい」ということではない
実際には(ノーマルタイヤでも)捕まらないからと言って、積雪路をノーマルタイヤで走ってもいい、ということではありません。
積雪路にノーマルタイヤで出ると、ほぼ確実にスタックします。
レーシングドライバーであろうがラリーストだろうが、雪道にノーマルタイヤはあまりにも無力過ぎるのです。
これは大げさに言ってるのではなく、本当に無力なんです。
実家に住んでいた頃、スタッドレスに履き替えていない車を、裏の空き地から20m程離れた車庫に移動しようとしたところ、数メートル進んだところでタイヤが空転して前にも後ろにも行けなかったことがあります。
ほぼ自宅の敷地内での出来事だったので、他車に迷惑をかけることはありませんでしたが、これが公道だったら確実に道路を塞いでいたでしょう。
思慮の足りない人々
世の中には、思っているよりもずっとヤバい人達がいます。
例えば、
・列に代表者だけ並んで、後からツレが合流する
・グループでお店に入って注文しない人がいる
・自分が空腹だと友人の食欲無くても「注文しなくてもいいから」と言ってお店に入ろうとする
どれもこれも「そんなバカな」と思いますよね?
でも実際にいるんですよ、こういう思考をする人は。
普通の価値観とは異なる、「自分の中の価値観」を押し通して生きる人達っているんですよ。
雪道にノーマルタイヤで出てしまう人の全てがそうだとはいいません。
中には「ついうっかり」という人もいるでしょう。
でも、中には
とか、
と、安易に考えてしまう人が少なからずいるのです。
タイヤはネットで買うのがラク
そもそもノーマルタイヤで雪道に出てしまうのは、
と感じる人が多いようです。
でも今は、ネットで注文・近所で取付、というのがメジャーになってきました。
週末の、混んでるカー用品店に行かなくてもネットで選べます。
また、普段降雪が少ない地域であれば、オールシーズンタイヤという選択もあります。
昔と比べると今は冬用タイヤの選択肢が多いので、予算にあったタイヤを選びやすいと思います。
個人的には、突然の降雪でも対応できるオールシーズンタイヤがオススメですね。
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