スタッドレスを買うかどうか迷ったときはオールシーズンタイヤを買え!

首都圏や東海地方など、あまり雪の降らない地方に住んでいる人でウインタースポーツをやっている人や、年に数回、雪国に帰省する人などは、スタッドレスタイヤを買おうかどうしようか迷っている人も少なくないのではないかと思います。

特に、「若い頃は毎週のようにスキー場に行ってたけど今は1シーズンに行っても2~3回ぐらいかな~」といった人は、スタッドレスタイヤの購入は躊躇するはずです。

実際に雪道を走るのはほんの数時間だけで、あとはドライ路面で摩耗するだけなのですから、コストパフォーマンスが悪いですよね。

そんな悩みを持っている人にピッタリなタイヤが「オールシーズンタイヤ」です。

オールシーズンタイヤの性能は昔より劇的に改善している

「オールシーズンタイヤ」というと、どんなイメージがありますか?

僕は以前までは

・性能はスタッドレスタイヤに劣る
・夏タイヤに比べて摩耗が早い
・タイヤ自体が高い

とネガティブなイメージを持っていました。

しかし今のオールシーズンタイヤは、

・圧雪路はスタッドレスタイヤとほぼ同等の性能
・耐摩耗性は夏タイヤとほぼ同じ
・サイズによっては夏タイヤと同じぐらいの価格

と、かつての欠点を払拭しています。

今やオールシーズンタイヤは十分に購入に値する夏冬兼用タイヤなんです。

オールシーズンタイヤのメリット

ここでは、関東・東海地方から見たオールシーズンタイヤのメリットを見ていきたいと思います。

1年中、履きっぱなしOK

オールシーズンタイヤのメリットは、なんと言っても「一年中履きっぱなしOK」でしょう。

「一年中履きっぱなしOK」を実現させるには、

・無雪期での耐摩耗性

・降雪期のグリップ性能

という、相反する性能を両立させる必要がありますが、二つの機能を完全に両立させるのは現在の技術では難しいのです。

スタッドレスタイヤは、無雪期の耐摩耗性を犠牲にしてアイスバーンでのグリップ性能に振った商品ですが、オールシーズンタイヤは逆にアイスバーンでのグリップ性能をある程度妥協して、無雪期の耐摩耗性に振った商品と言えます。

冬季間、特に朝晩が常に氷点下でアイスバーンが頻出する地域ではオールシーズンタイヤは性能が不足しますが、関東・東海地方あたりの降雪ではオールシーズンタイヤの性能で必要十分です。

グッドイヤーのベクター4シーズンズを履いて関東から福島のスキーリゾートまで走行した際のレポートがあります。

スキーに行ってみた実況レポート|Vector 4Seasonsって本当のところどうなの?
オールシーズンタイヤ、ベクター フォーシーズンズの性能を試すため、福島県までスキーに行ってきました。雪が積もっている中でも安定した走行を実現するベクター フォーシーズンズ。走行コースとパフォーマンスを詳しくをレポートしています。

見た感じ湿潤な圧雪路ですが、このぐらいの雪上性能があるタイヤであれば、関東の大雪程度は十分凌げると思います。

高速道路のチェーン規制時でも走行可能

スタッドレスタイヤは高速道路のチェーン規制時でもチェーンを装着せずに走行することができますが、オールシーズンタイヤもスタッドレス同様に走行可能です。

タイヤの横に「SNOW」の刻印があって冬用タイヤであることが確認できるので、高速道路でチェーンチェックしている装着場もそのまま通過できます。

「全車チェーン規制」のときは、スタッドレスタイヤ、オールシーズンタイヤでもチェーン装着が必要です。

摩耗はサマータイヤとほぼ同じ

「オールシーズンタイヤはアイスバーンでのグリップ性能をある程度妥協して無雪期の耐摩耗性に振った商品である」と説明しましたが、

それでも、雪上性能を確保しているのならサマータイヤに比べて減りが早いのでは?

と思うかもしれません。

しかし現在のオールシーズンタイヤは技術改良が進み、雪上性能を維持しながらも耐摩耗性はサマータイヤとほぼ遜色ないぐらいにまで向上しています。

冬用タイヤの保管場所を確保しなくてよい

「一年中履きっぱなしOK」ということは、タイヤを2セット保管しなくて済みますね。

立派なガレージや大きな納屋があるお家は保管場所に困らないと思いますが、マンション/アパート住まいでは交換用タイヤの置き場で苦労している人も多いと思います。

タイヤショップなどのタイヤの保管サービスを利用する手もありますが、余程ウインタースポーツ好きの人でなければメリットを見出すのが難しいのではないでしょうか?

スタッドレスタイヤとオールシーズンタイヤの優劣を比べるのは不毛な論議である

スタッドレスとオールシーズンタイヤを比較して、どちらが優れている/劣っているということを論じることにはあまり意味がありません。

なぜなら、これってトラックとブルドーザーを比較するようなもので、そもそも目的が違うのです。

スタッドレスタイヤは、言ってみれば耐摩耗性を犠牲にして氷上性能をを重視したタイヤで、日本海沿岸部から北海道の豪雪地帯に住む人達が、毎日の通勤や仕事に使っても支障がない商品です。

一方で、たまにしか雪が降らない地方にとってはスタッドレスタイヤは明らかにオーバースペックで、氷上性能を多少犠牲にして経済性(耐摩耗性)を高めたオールシーズンタイヤは理に適っています。

首都圏のタクシー会社での採用が多い

「雪が降ったときぐらい営業を辞めれば?そう何度もあるわけじゃないし」と言えるのは安定した大企業に勤めている人の無責任な意見で、多くの中小タクシー会社にとっては降雪による休業は大きな経営リスクです。

そこで最近では「耐摩耗性能がサマータイヤと変わらないのであれば、オールシーズンタイヤを採用すればいい」というタクシー会社も増えてきています。

タクシー会社にインタビュー|Vector 4Seasonsって本当のところどうなの?
オールシーズンタイヤ、ベクター フォーシーズンズを採用したタクシー会社にインタビュー。クルマのプロから見たベクターの魅力を語っていただきました。降雪時の運転や夏タイヤとしての性能、高い経済性について、詳しく感想を聞かせていただきました。

ネットで買って近所で取り付け

カー用品店で買ってもいいのですが、最近ではタイヤのネット通販もかなり便利になってきました。

オールシーズンタイヤは以下のネットショップで入手可能です。

タイヤ1番

楽天市場、Yahoo!ショッピングに出店しているタイヤショップで、実店舗が山形県酒田市にある会社です。

こちらは国産タイヤを中心としたラインナップですが、雪国だけあってスタッドレスタイヤ、オールシーズンタイヤの品揃えがメチャクチャ豊富です。

タイヤ・ホイール専門店 タイヤ1番

こちらのショップも全国の取付協力店を紹介していますので、自宅近くの取付協力店に購入したタイヤを直送することが可能です。ただし取付協力店を紹介しているだけですので、別途取付店の作業工賃の確認などは依頼者が行う必要があります。

送料は居住地によって異なりますが、こちらのショップは4本セットだとほとんど商品が送料無料なんですよね。なのであまり送料のこと考えなくてもいいのがうれしいです。

Amazon

実はアマゾンは以前からタイヤも結構売っていたんですが、最近はオートバックスや全国のガソリンスタンド(宇佐美、出光、ESSO、Mobile)、ロータスクラブと提携しており、自宅近くの取付協力店でタイヤ交換することが可能になりました。

Amazon カータイヤ・ホイール

アマゾンで購入したタイヤは自宅近くの取り付け協力店に直送するので、あとは予約した日時に車で行くだけです。

しかも交換にかかる費用はサービスチケットを購入すればいいので、すべてアマゾンで決済できてしまいます。

取付店で再度支払う必要がなくワンストップで決済できるのは便利です。

まとめ

オールシーズンタイヤというと「スタッドレスタイヤにはかなわない」「そんなものに命を預けられない」といった極端な意見が必ず出てきます。

それはアイスバーンが日常的な降雪地域の人から言えば事実ですが、一方で積雪量が少ない地域の人にすればスタッドレスはオーバースペックでコスト的に満足できるものではありません。

耐摩耗性と雪上性能の双方をいいとこ取りしたオールシーズンタイヤは、

・タイヤを2セット持ちたくない
・不意の大雪でも交換の手間を省きたい

といった、降雪量の少ない地域にピッタリなタイヤではないでしょうか。

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