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【自動車保険】5分でわかる!バイク通学の任意保険料を安くする方法

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とりわけ18歳~20歳の自動車保険料はバカ高いですよね。

都市部のように公共交通機関が発達しているところだったら安価に通勤・通学できますが、地方都市ではそうもいかないので、若年者でも自動車を運転せざるを得ないのが実情です。

18~20歳と言えば社会人としてもまだキャリアが浅いので給料もそれほど多くないですから、車にかかる費用はできるだけ抑えたいところです。

今回は、そんな若年者でも保険料を安く抑えるを紹介します。

自動車保険の保険料のポイント

保険料の細かい話は保険会社によって違うので、詳細な説明はここではしませんが、自動車保険を検討するにあたって保険料を決める大きなポイントが3つあります。

1.年齢条件

当然、年齢が若ければ若いほど保険料が高くなるので、一番高い年齢区分は「全年齢担保」です。

全年齢担保とは文字通り、運転者の年齢が何歳であろうと補償します。

それに対して

・21歳未満不担保
・26歳未満不担保
・30歳未満不担保

といった運転者の年齢を制限することで保険料を安くすることができます。

補償する年齢が上がると、無茶な運転をする確率が少なくなることが統計上わかっているので保険料を安く設定することができるのです。

2.車種

最近のネット通販型保険は”リスク細分型”がほとんどで、様々なリスクを数値化して保険料を設定することで、リーズナブルな自動車保険を提供できるようになりました。

そのリスクの中の一つが「車種」。

保険会社は今までの事故データからスポーツカーや外国車は事故率が高いことがわかっており、今までその車種の起こした事故、支払われた保険金などから9段階の料率クラスを設定しています。

料率クラスは9クラスあって、クラス1が一番リスクが少なくクラス9が一番リスクが高いクラスです。

当然、クラス1に該当する車種の保険料が安く、クラス9が一番保険料が高くなります。

一般的に軽自動車やコンパクトカーは料率クラスが低く、スポーツカー、高級車、外車は料率クラスが高く設定されています。

3.車両保険

車両保険は、例えば駐車するときに操作をあやまってコンクリート壁にぶつけてしまったり、カーブで曲がりきれずにガードレールに衝突してしまったりするような自損事故のときの修理代を補償します。

また車対車の事故でも過失割合に応じて保険金が支払われますが、修理に必要な費用の内、相手の保険金で不足する額については加入している車両保険から不足分が支払われます。

例えば、Aさん(車両保険加入)とBさん(車両保険未加入)が事故を起こしたとします。過失割合が6:4で、Aさんの車の修理代は100万円、Bさんの車の修理代が50万円だったとします。

その場合、AさんにはBさんの保険から100万☓40%=40万円が支払われます。そして不足する修理代の60万円はAさんの車両保険から支払われます。

このように事故相手の保険金で不足する部分を補償することができます。

若年者が保険料を抑えるポイントとは

年齢条件を利用する

自動車保険は、年齢条件を積極的に使うと保険料を安くできます。年齢条件には、

・21歳未満不担保
・26歳未満不担保
・30歳未満不担保

があり、例えば”26歳未満不担保”の保険条件で契約した場合は、その車両を26歳未満の人が運転すると保障されませんが、運転するのが家族ぐらいで家族全員が26歳以上であれば”全年齢担保”よりも保険料を安くすることができるのです。

大体どこの保険会社でも年齢条件には全年齢担保、21歳未満/26歳未満/30歳未満不担保の4つの区分があり、年齢条件が上がるにつれて保険料が安くなります。

しかし被契約者が18~20歳だと契約が「全年齢担保」になってしまうので、年齢条件による保険料の引き下げは使えません。その場合は次の「車種」「車両保険」「等級引継ぎ」などで引き上げるしかありません。

車種

最近はリスク細分型の保険がほとんどで、リスクに応じて細かく保険料が設定されています。

その中でも「車種」は保険料を決める大きな要因の一つで、例えばスポーツカーはその運動特性から事故のリスクが高いので、料率クラスも高めに設定されています。(料率クラス高い=保険料が高い)

また外車、特に高級車なども修理費用が高いために料率クラスが高い傾向にあります。

免許を取ってしばらくの間は、バンパーをこすったり壁にぶつけたりすることが多いので、初めてのマイカーには軽自動車やコンパクトカーは料率クラスが低いのでオススメです。

車好きでどうしてもスポーツカーに乗りたい人は、がんばって高い保険料を払うしかありません。

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車両保険

上でも説明しましたが、車両保険は事故のときの修理費の心配が無くなる点では加入したほうがいいのですが、18~20歳のドライバーはただでさえ保険料が高い上に、車両保険に加入すると更に保険料が高くなります。

保険会社や車種によっても変わりますが、年間保険料は少なくとも20万円/年以上は必要でしょう。

そのため、免許取りたてのドライバーは中古車で車両保険を付けないというのが一番保険料を抑える方法です。

中古車であれば高額な車両保険に入らなくてもいいのでお金を節約できますね。

僕は、新車購入時の最初の3年間(1回目の車検まで)は車両保険を付けますが、4年目以降は車両保険に入りません。

というのは、新車から3年まではたとえ事故を起こしても修理してキレイに乗りたい(せっかく新車を買ったのだから)という想いがありますし、売却するにしても修理しないと二束三文ですから、そこを補償する意味でも最初の3年だけ入るようにしています。

基本、車の残存価値が高いときは車両保険に入って価値が少なくなってきたら車両保険を外す、という感じです。人によっては新車から5年まで車両保険に加入する人もいますし、もっと長い期間車両保険を掛ける人もいます。

等級引継ぎ

知らない人が意外と多いのですが、親の自動車保険の等級を同居親族に引き継げる「等級引継ぎ」という制度があります。

例えば、お父さんの自動車保険のノンフリート等級が20等級で、同居の子供が新たに車を購入して自動車保険に加入することを考えてみましょう。

普通に子供が新規加入する場合の試算です。(いずれも車両保険無し)

・お父さん(20等級):保険料 25,000円/年
・子供18歳(新規:6等級):保険料 200,000円/年

二人合わせて年額225,000円です。

実際は保険会社や車種で多少変わりますが、大雑把にはこんな感じでしょう。

次にお父さんのノンフリート等級を子供に引き継ぐ場合の試算です。

・お父さん(30歳未満不担保、新規6等級):保険料 35,000円/年
・子供18歳(引継ぎ:20等級):保険料 90,000円/年

二人合わせて年額125,000円、なんとその差は約10万円にもなります。

このカラクリのポイントは、

・親の高いノンフリート等級を21歳未満の子供に引き継ぐことで、子供の保険料が劇的に安くなる。
・親は新たに保険に加入しなければならないが「30歳未満不担保」で契約できるので、保険料はさほど上がらない。

です。

ただし等級引継ぎには条件があって、同居の親族にしか引き継げない点です。

子供が進学、就職などで家を出てしまった場合には使えないので、同居しているうちに引継ぎしておくといいでしょう。

まとめ

若年層の自動車保険を安くするには、

・料率クラスの低い車(軽自動車、コンパクトカー)にする
・中古車にして車両保険をかけない
・可能であれば、親の等級を子に引継いで、家族全体で保険料を下げる

ということを積極的に活用しましょう。

特に3番目は、親の自動車保険のノンフリート等級が20等級で割引率が最大(63%)になっていると、その等級を子に渡すのはなんとなくもったいない気がするかもしれませんが、家族全体で考えるとかなりお得な方法です。

子供が単独で自動車保険に加入する場合でも、親の等級を引継いで新規に加入する場合でも、保険会社によってリスクの考え方や料率クラスの設定が異なるので、加入検討しているのであれば新規加入で無料一括見積りを取るといいでしょう。



自動車保険の一括見積りはメチャクチャ楽です。国内大手の損保会社に一括で見積りしてくれますし、ほとんどがメールで見積りが来るので変な営業電話もありません。

僕は保険更新の時期が近づくと毎年、一括見積りを取って一番保険料が安い提案の会社にしているので、結構頻繁に保険会社が変わります。
 

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