RIMOWA 旧型サルサのホイールがうるさいので静音化してみた(後編)

ホイール静音化の記事(前編)はこちら

RIMOWA 旧型サルサのホイールがうるさいので静音化してみた(前編)
RIMOWA 旧型サルサのホイールがうるさいので静音化してみた(前編)
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ハウジング加工が終わり、いざホイールを組み付けてみたところ、ホイールがスムーズに回らない。

ホイールの左側がハウジングと接触してスムーズに回りません。逆に右側の隙間は余裕があります。

旧ホイール幅が21mmなのに対し、今回交換用に購入したインラインスケート用ホイールは幅が24mmほどあります。

ということは、交換用ホイールを外側にもう2~3mm移動しないと十分なクリアランスが得られません。

ホイールハウジングに干渉しないようにするには、右側のハウジングを2~3mm削る必要があります。

ハウジングの追加加工

現在の外側ハウジングの軸受部はこんな感じ。

この真中の突起部を削ってホイール幅を稼ぐことにします。

板ヤスリでひたすら削る

サンダーがあればものの数分で終わる作業なのですが、そんな便利な工具は手元に無いので、板ヤスリで削ります。

本来は金属のバリを取ったりするのに使う金属用ヤスリですが、今回はプラスチックを削るのに使います。

ひとまず元の軸が完全に無くなる位置まで削ってみました。

…が、これでも組み付けると本体側が干渉してホイールがスムーズに回りません。

もう1~2mm削らないとダメっぽいので、さらにヤスリで削っていきます。

左側が2mmほど削り込んだもの、右側が加工前です。違いがわかるでしょうか?

横から見るとわかりやすいです。

右のハウジングも左のような高さになるまでヤスリで削っていきます。

ホイールをハウジングに組み付ける(再)

軸を削ったハウジングとホイールを組み付けてみます。

本体側(左側)に1mm弱のクリアランスが出来ました。

外側(右側)のクリアランスも大丈夫そうです。

この状態でどこにも干渉せずにホイールがスムーズに回るので大丈夫でしょう。

ヤスリでハウジングの軸を削るのに、両側で30分ほどかかりました…疲れた。

本体にハウジング、ホイールを取付ける

本体にハウジングとホイールを取り付けていきます。

取り外したときと逆の手順でネジをT10/T20のトルクスドライバで取り付けます。

ちょっと注意が必要なのは、このネジはタッピンネジといって、プラスチックに食い込みながら入っていくネジなんです。

普通の金属ネジは受け側に雌ねじが切ってあるので、何度でも締め付け/取り外しができるのですが、このリモワのプラスチックハウジングは雌ねじが切っていないのです。

一般的なプラスチックケースに多い取り付け方法で、何度も取り外すことを考慮していない工法なんですね。

何度もこのネジを取り付け/外しを繰り返すと、ホイールハウジング側のネジ穴がねじ切れてバカになってしまう可能性があります。

したがってホイールハウジングの取り付け/取り外しはなるべく最小限に留めましょう。

50mmのボルトで取付けるとこんな感じです。

ナットがかからなくは無いのですが、1.5回転ぐらいしか回りません。

60mmのボルトだと長さは十分ですが、少し長すぎる感じです。

多分一番適切なのは55mmだと思いますが、55mmは少し特殊なので普通のホームセンターで置いているところは少ないでしょう。

わざわざ手配するのも大変なので、今回は60mmで行くことにします。

ホイール軸にはネジロックを

今回交換したホイールは、一段目をフランジ付きナットで止めてあるので、最悪ケース側のナットが緩んで外れても大きなトラブルにはならないと思いますが、そうは言っても走行時の振動が一番かかる部分なので、一応ケース側から入れるナット部にはネジロックを塗布しておきます。

青いネジロックが塗ってあるのがわかりますでしょうか。この程度の量で十分です。

ネジロックは以前パワービーム装着時に余っていた中強度のネジロックを流用しました。

高強度品のネジロックを使うと二度と外れなくなります。要注意。

最後にネジ頭を黒く塗る

組み付けるとこんな感じになりました。

ネジ頭が目立つので、油性マジックで黒く塗ります。

純正っぽくなりました。言わなきゃわからない(笑

なんとか完成

ボルト頭を黒く塗ると全く目立たないので、皿ボルトにして正解でした。

クリアランスもバッチリです。

走行音がメッチャ静かになりました!これは感動!

以前のホイールだと早朝・深夜に出かけるのが気が引けるぐらい大きな音を立てていたのが、コォ~って感じです。

「ゴロゴロゴロ…」

だったのが

「コォー….」

ですからね。

これでもう10年は使えそうです。

RIMOWA 旧型サルサ ホイール交換のまとめ

やってみると意外と面倒だった旧型サルサのホイール交換でした。

最初は旧型TOPASのホイール交換をやっている方のブログを参考にしたのですが、ホイールハウジングがSALSAとTOPASでは若干違っていたんですね。

赤線で囲った部分はTOPASには無く、本体側に埋め込まれている形になっています。

そのため、TOPASではホイール厚をあまり気にせずに交換できたのだと思います。

今回苦労した点はそのぐらいですかね。

今回かかった費用は、

1)交換用ホイール(76mm径 x 2個)
2)ベアリング(608ベアリング x 4個)
3)M6用スリーブ(2個)

1~3)で2,500円

部材は「スケートハウスさいたま」さんで調達。

4)M6皿ボルト(50mm長, 60mm長)計200円

こちらは近所のホームセンターで調達。

全部合わせて部材費は2,700円程度でした。

現物合わせがあまり得意ではない人やハンドドリルやトルクスドライバを揃えるのが面倒な人は、RIMOWAの修理・加工を得意にしている業者がたくさんありますので、そちらに依頼したほうが楽だと思います。

こんなに静かに、しかもスムーズになるのであればもっと早くやっていれば良かった。

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