最近は僕の手持ちサングラスの中で1軍昇格したレイバンのニューウェイファーラーですが、
街歩きでも自転車でもバイクでも使い倒しているせいか、よーく地面に落っことすんです(泣
よくやるのが、キャップの上に掛けているのを忘れて、ヘルメットに被りかえるときにキャップといっしょに落としたり。
アスファルトに落とすとこうなっちゃいます。
レンズに傷がついていないのがまだ救いですが、このままいくとボロボロになることは必死です。
なので夏に向けてもう一本サングラスが欲しいなーと。
ニューウェイファーラーの掛け心地が気に入っていたので今度は本家本元のウェイファーラーを購入してみようかな、と思っていたんですが、同じブランドのモノを買うのも面白くないんで、今回はオークリーのフロッグスキンを購入してみました。
いや、これホントにマジでいいです。
オークリーのフロッグスキンを買ってみた
オークリーのフロッグスキン(frogskin)とは、1985年に発売されたモデルで、当時のミュージシャン、サーファー、スケーターなどのストリートシーンから人気を博していたモデルです。
1990年代に一度廃盤になりましたが、中古品が高値で取引されるなど根強い人気があり2007年に再び販売されることになりました。
先日、ドキュメンタルをとうしても見たくてプライム会員になったのでアマゾンで物色してみると、マットブラックのフレームにレンズがice iridium(アイス・イリジウム)のモデルが13,000円台で出ていたので早速ポチりました。
さすがAmazonプライム、翌日には到着です。
オークリーのウェイファーラー?
このフロッグスキンって、よーく見てみると形がウェイファーラーに似てるんですよね。
もうデザイン自体がオーセンティックなので、これが似合わない人はいないんじゃないでしょうか。
誰がかけてもそこそこカッコ良くなります。
ice iridiumの青みもそこまでキツくないので、僕のようなオッサンでもそんなに派手な感じはありません。
成型精度が高い
オークリーならではというか、さすがオークリーという点が「成型精度が高い」ところ。
フロッグスキンというか、オークリーのサングラス全般に言えるのですが、金属部品を全く使っていないんですね。
特にヒンジの部分に金属(蝶番)を使っていないということは、プラスチックの樹脂成型の精度のみで可動部を組み上げています。
僕は以前、仕事で樹脂成型に関わる仕事を少しやっていたことがあるのでわかるのですが、プラスチック部品で精度を出すのはすごく難しいんですね。
サングラスのような樹脂製品は、素材となるプラスチックを高温で溶かして金型に流し込んで成型するのですが、流す温度、流す圧力、冷却時間などを全て微調整しないと、狙った精度を出せません。
しかもこのヒンジ部の突起などは0.1mm単位の精度で作っているはずなので、相当な成形技術を持っている工場でないと製造できないことは容易に想像がつきます。
切削で0.1mmのオーダーを出すのはさほど大変ではありませんが、成型で(精度を)出すのはとても難しいのです。
ちなみにオークリーと言えばレイバンと並んで偽物が多いサングラスブランドですが、偽物のオークリーはこのヒンジ部の精度がガタガタなものが多いです。
メチャクチャ軽いのに頑丈
ニューウェイファーラーを使っているから余計そう感じるのかもしれませんんが、フロッグスキンはメチャクチャ軽くて、実際に掛けてみるとあまりの軽さに感動します。
これだったら長時間掛けていても、耳や鼻が痛くなることはありません。
軽すぎるが故に少々チープに感じてしまうかもしれませんが、オークリーのレンズ素材はポリカーボネートで普通のプラスチック素材よりも強度が高いものが使われています。
一説にはショットガンで至近距離から撃ってもレンズが砕けないらしいですからアイプロテクションとしては最強です。
オークリーが米軍に納入していることもうなずけます。
アジアンフィットが素晴らしい
これは海外でサングラスを買ったことがある人ならご存知かもしれませんが、鼻が高い欧米人に合わせてあるサングラスを、鼻筋が低いアジア人が掛けるとずり落ちてきたり、レンズというかフレーム下部が頬に当たってしまいます。
そのため、オークリーのほとんどのサングラスには、アジア人にフィットするように「アジアンフィットモデル」というものがあります。
上の画像でノーズパッドが大きめになっているのがわかるでしょうか?
ノーズパッドを大きめにすることで、鼻筋が低い人でも掛け心地がキープできるようになっています。
ちなみにレイバンのウェイファーラー、ニューウェイファーラーにもアジアンフィットモデルがあります。
ラバー部品が無いので長持ちする
僕が所有しているストレートジャケットは、テンプル部にラバー素材が使われています。
ちょうど耳上にかかる部分ですね。
このラバー部品は、経年劣化するとベトベトしてくるんです。
これはゴムの弾力を出すために混入されていた可塑剤が、経年劣化で表面に析出してしまうのがその理由です。
まぁこれはラバー部品を使っている以上、避けようが無いので、サポートで有償修理してもらうしかありません。
しかしフロッグスキンはラバー部品を一切使っていないので、落としたり踏んづけてしまったりしない限りは、長持ちするのではないかと思います。
むしろレンズのコーティング剥がれのほうが先にくるかもしれません。
その場合でも、フロッグスキンはレンズのみ交換することもできるので、レンズが劣化して表面のコーティングが剥がれてきたら、別の色のレンズに入れ替えて使うことも可能です。
レンズは大きめだけど、掛け心地が最高
今までニューウェイファーラーを使ってきたせいか、フロッグスキンのレンズは少し大きく感じます。
とは言ってもそれはニューウェイファーラーと比べているからであって、慣れると正直どうでもよくなります(笑
軽い上にテンプル、ノーズパッドの皮膚へのアタリが柔らかいので、ヘルメットを被ったままフロッグスキンを装着しても圧迫感が全くありません。
しかもレンズは外見にはブルー(ice iridium)なのに、実際に掛けてみると青っぽい色は全く見えず、うす~いグレーに見えるので、トンネルに入ってもかけたまま走行できるぐらいの遮光性です。
その割には紫外線カット率100%、可視光線透過率13%なんです。
可視光線透過率が13%ということは、レンズ部で87%の光をカットしていることになるのですが、とても87%もカットしているとは思えないぐらいキレイに見えます。
詐欺サイトには要注意!!
オークリーやレイバンには偽物が多いですが、それ以上に詐欺サイトが多いです。
「オークリー 安い」で検索すると、なんとメーカーサイト(https://jp.oakley.com)の上に詐欺サイトが出てきます。
そのサイトを見るとわかりますが、
・ECサイトなのに決済は銀行振込のみ(クレジットカード会社のロゴはあるのに)
・異様に安い(80%OFF以上)
と怪しさ満点です。
決済が「銀行振込のみ」なのは、飛ばし口座を使っているからでしょう。
こんなところで買っちゃダメですよ。ニセモノすら届きませんから(笑
ネットで購入する際は、Amazon,楽天,Yahooや、iLUMINE、ZOZOなどの信頼できるECサイトで購入しましょう。
オークリー フロッグスキンのまとめ
実はフロッグスキンが復刻したことはかなり前から知っていたのですが、僕の中でオークリーはストレートジャケットやピットブルだったので、フロッグスキンにはそれほど興味が無かったんですね。
それが今回改めてフロッグスキンを購入してみたら思いの他よく出来たサングラスで、もっと早い時期に購入すればよかったとひとしきり後悔しました。
最後にもう一度、オークリーやレイバンは詐欺サイトが非常に多いので騙されないように!!
著名なショッピングサイトか信用できるサイト以外では買わないようにしましょう。
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