SR400やW650/800などのクラシックスタイルのバイクにぴったりなSB SIDE CARGO PACKですが、バイクに装着して使用していると、リアアスとの干渉でバッグに擦れ跡がついてしまう問題があります。
僕はむしろそのほうが使用感というか味が出るのであまり気にしていないのですが、気になる人にとってみれば僕のように割り切れない問題だと思います。
今回、この「リアサスによる擦れ」について対策案を考えてみたいと思います。
リアサスによる擦れとは?
いきなりこの記事に飛んできた方のために説明すると、SR400にトップ画像のように市販のサイドバッグを装着すると、リアサスペンションとの擦れによってバッグとの接触部分が摩擦によって白くなってしまいます。
こんな感じ。
車体の右側に装着すると、上の画像のようにリアサスが当たる部分が白く変色してしまいます。
素材が帆布なのでおそらく繊維の表面が摩擦によって毛羽立ってしまったのだと思います。
濡れタオルで拭くと、毛羽立った繊維が落ち着いて白い部分が少し消えますが、それでも全てが消えるまでは回復できません。
養生テープを貼ってみた
今回は養生テープの保護効果を見るためにバイクの左側に装着してみます。装着するとこんな感じ。
この装着位置でリアサスが当たる部分に養生テープを貼ってみます。
一応、両サイドに装着するので両方に貼っていますが、右側のテープが車体左側装着時の保護用です。
上に横に貼っているのは予備用のテープです。養生テープを丸ごと持っていくのは荷物なので、予備用に少し切って貼っておきます。
この状態で20kmほど走ってみました。
リアサスから完璧に保護
バッグを外して、テープを剥がしてみます。
擦れの跡が全くありません。養生テープで完全に保護できてますね。
布のガムテープで保護することも考えたのですが、夏場の暑い日だとガムテープの糊が溶けてベトベトになりそうだったので、逆に養生テープぐらいの弱い粘着力のほうがいいかもしれません。
手っ取り早く擦れを防ぐのなら養生テープが一番お手軽
同色系で当て布をするとか、緑系色のガムテープで保護するとか、いろいろな方法があると思いますが、手っ取り早く擦れを防ぐのなら、養生テープを使うのが一番安いです。
今回は家にたまたまあった半透明の養生テープを使ったので目立ちますが、実際の装着してみると車体の外側からは養生テープを貼っている部分は全く見えません。
下のような同色系の養生テープを使えば、出先でバッグを取り外しても目立ちませんね。
ということで、養生テープによる保護が一番安くて手っ取り早いのでオススメです。
コメント