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軽自動車人気No.1の”N-BOX”に乗ってみた!今の軽自動車はコンパクトカーを超えていた

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(すみません、スマホのカメラが調子悪くて青みがかってしまいました)

先日、エアウェイブの調子が悪くて修理に出したところ、代車が新車のN-BOXだったんですね。

最初は「軽自動車か…まぁ2~3日だからいいか」ぐらいに思っていたんですけど、これが乗ってみたらメチャクチャよく出来てる車でビックリしました。

決してホンダびいきなわけではありませんが、「日本で一番売れてる軽自動車」というのは伊達じゃないなと。

今回はそんなN-BOXについて、試乗した感想を書いてみたいと思います。(たった2日ですが)

意外と加速がいい、というかかなりいい

僕の軽自動車のイメージは、550cc→660ccに拡大したときのイメージが大きく、昔の軽自動車よりはパワフルになったけど、それでもリッタークラスのコンパクトカーに比べると走りも内装も一段落ちるなぁ、という感じでした。

それがN-BOXに乗ってみたところ、昔の軽自動車のイメージとは違ってアクセルを踏めばそれに応えるようにしっかりと加速してくれるんです。

正直言って排気量が倍近く違うヴィッツ(1.0L)やマーチ(1.2L)と遜色無い感じです。というかNAモデルでこれだったら、ターボ車だったらコンパクトクラスを超えてるでしょう、きっと。

最近の軽は装備がスゴすぎる

代車のN-BOXには、衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、衝突回避機能や自動で車間距離を保持したり、自動でハイ/ロービーム切り替えするなど、運転をサポートする機能が盛り沢山でビビリましたよ。

今回借りた代車はディーラーの試乗車も兼ねているのでフル装備にしているのだろうとは思いますが、それでも軽自動車にオートクルーズコントロールまで付いているとは驚きです。

しかもこれらの安全装備は”HONDA SENSING”という名称でパッケージ化されていて、CUSTOM Gグレードだったら標準装備(!)ですからね。マジですか…。

修理に出したエアウェイブには上記の機能は何一つ付いていませんからね。…というか10年前は実現していなかった機能が多かったですし、実現していても一部の高級車にしか装備されていませんでしたから、わずか10年でここまで変わるとは10年一昔とは言ったものです。

室内空間がハンパない

一番ビックリしたのは室内空間が広すぎて落ち着かないこと(笑

ハッキリ言ってコンパクトカークラスのどの車よりも広いんじゃないかと思うぐらいの室内空間です。

N-BOXはいわゆる「スーパーハイトワゴン」と呼ばれるカテゴリの代表格ですが、このカテゴリは他にもダイハツのウェイクやタント、日産 デイズ、スズキ スペーシアなどがしのぎを削る激戦区でもあります。

普段コンパクトカーやセダンに乗っている人が、このスーパーハイトワゴンの軽自動車に乗ったら、その広さに誰もが驚くと思います。そのぐらい広い。

ヴィッツやマーチに家族4人乗ると、窮屈とまでは行かないにしても結構な圧迫感がありますが、N-BOXだと後席も広々としているので家族4人ゆったり乗れます。

これは、前席は助手席との間がウォークスルーになっているので足元が広々としているのと、荷室の空間を削って後席のシートレイアウトを極力広く取っているためで、コンパクトカーのような後席の狭さが全くありません。

しかも後席は両側がスライドドアなので、子供やお年寄りの乗り降りにとても便利です。

その分、値段もパンパない

その反面、ハイトワゴン系になると装備が盛り沢山になるためか、車両価格が150万を超えるモデルが珍しくありません。

安全装備、快適装備を充実させると、軽自動車でも乗り出し200万超えが当たり前なので、こうなると最早コンパクトカーを超えてしまいますね。

今回の代車はディーラーの試乗車も兼ねているためフル装備にほぼ近く、それでも乗出しで200万ぐらいだそうです。

僕が気に入った機能

僕が2日間乗ってみて一番気に入った機能は、実は「標識自動認識機能」。

これは何かと言うと、道路の標識をカメラで画像認識してメーターパネルに表示してくれる機能なんです。

道路標識って常に表示されるわけじゃないので、一度見落とすと「あれ?この道路って制限速度何キロだっけ?」ってなっちゃうんですよ。

とくに後から煽られると「制限速度まで加速していないから煽られてる?」「でも適当に加速して捕まるのもイヤだしな…」なんてイロイロ考えてしまいますが、N-BOXは道路標識を自動で認識してくれるので、メーターパネルを見れば制限速度がすぐにわかるのが凄く便利でした。

総評:乗れば乗るほど欲しくなるN-BOX

モータージャーナリストのような気の利いたレビューが出来なくて申し訳ないですが、素人目線で見ても、日常の車の使用方法を徹底的に研究して作られていることが乗ってるだけでビンビンに伝わってくる車でした。

後席はスライドドアなので隣の車にうっかりドアをぶつける心配もありませんし、子供たちも後席が広々としているのが嬉しいみたいです。

惜しむらくは代車がNAモデルだったこと。

NAでも加速はマーチクラスと遜色ありませんが、ターボモデルだったらどんな加速するのか。。。と想像してしまいます。きっと1.5Lクラスに匹敵する動力性能を発揮するんじゃないかと想像します。

「軽は高速道路でスピードが出ないからな~」という先入観を持っている人は、一度ディーラーで試乗してみることをオススメします。

なんかこんな軽自動車を見ると、下手なコンパクトカー買うよりはスーパーハイトワゴンを買ったほうが、税金などの維持費が安い分、お得感が高いような気がします。

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