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知らず知らずのうちにやってしまう交通違反って?

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日々交通ルールに気をつけていても、知らず知らずの内にやってしまう交通違反があります。

1.雪の日にノーマルタイヤで走ってしまう

雪の日にノーマルタイヤで走るのは、各公安委員会で定められている公安委員会遵守事項違反となり、反則金は普通自動車・普通自動二輪車で6,000円です。

よく関東地方で雪が降ると、スリップで坂を登れない車をニュースで流してますよね。

もうそれだけで違反なんです。

でも実際のところ都内で雪が降るとそこら中でスリップ事故が多発しますから、ノーマルタイヤを摘発している暇なんて無いでしょうね。

2.横断歩道の手前で止まらない

横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいたら、その手前で一時停止しないと「横断歩行者等妨害違反」になります。

反則金は普通車9,000円、自動二輪車7,000円、違反点数2点

日本は横断歩道で止まる習慣が根付いていないので、お巡りさんの絶好の狩り場となっています。

少なくとも自宅周辺の、信号のない横断歩道は覚えておきましょう。

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3.ヘッドライト、テールランプの球切れ

ヘッドライトの球切れは、片側だけ切れていると案外気づかないものです。

ヘッドライトやテールランプの球切れは、整備不良(尾灯等)となり、反則金が普通車で7,000円、自動二輪車6,000円、違反点数1点です。

厳密には片側だけ切れていても整備不良に該当しますので要注意です。

以前、ライトが片側だけ切れていたときは、お巡りさんに止められても「早めに交換してくださいね~」と言われただけで済みました。

実際のところ、ライト/テールランプが片側切れていただけで即青切符を切られることは少ないです。

とは言っても、あまり先延ばしにして同じお巡りさんに見つかると言い訳できませんから、指摘されたときは早めに交換しましょう。

4.サンダル、下駄での運転

運転に適さない履物で運転することはそれ自体が違反になります。

まず、道路交通法では

(運転者の遵守事項)
第七一条 車両等の運転者は、次に掲げる事項を守らなければならない。
(略)
六 前各号に掲げるもののほか、道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要と認めて定めた事項

引用:http://elaws.e-gov.go.jp/

と定められています。

「道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るために必要と認めて定めた事項」と書いてあるだけで、具体的にどんな履物がダメなのかは道路交通法では規定していません。

具体的に規定しているのは、各都道府の公安委員会が定める「道路交通規則」になります。

どこの県でも内容はほとんど同じです。

例えば、宮城県の道路交通規則を見てみましょう。

宮城県道路交通規則
(運転者の遵守事項)
第14条 法第71条第6号の規定により、車両の運転者は、車両を運転するときは、次の各号に掲げる事項を守らなければならない。
(略)
(2) 運転操作の妨げとなるような服装をし、又は木製サンダル、下駄その他運転操作の妨げとなるような履物を履いて、自動車又は原動機付自転車を運転しないこと。

引用:https://www.police.pref.miyagi.jp/hp/kikaku/hou/kotukisoku.html

「木製サンダル」「下駄」は明確に禁止されています。なので木製のサンダル(便所サンダル?)や下駄は無条件でアウト。

いやらしいのは「その他運転の妨げになるような履物を履いて…」とあることから、現場警察官の判断でダメと言われる履物はアウトになります。

一般的にはハイヒール、厚底サンダル、厚底ブーツなどはNGとされています。

クロックスはかかとのストラップがかかっていれば靴と同等とみなされてOKのようですね。

5.日没後から日の出までの無灯火

日没後から日の出までの間はライトを点灯させなければ違反になります。

普通車・自動二輪車で反則金6,000円、違反点数1点です。

よくあるのは、薄暗くなってきたので車幅灯を点けていたが、そのままライトを点けずに日没になってしまうケースです。

僕も以前よくやったのですが、意外と人間の目は暗さに慣れてしまうので、市街地であれば街頭の明るさもあってライトを点けなくても気づかないんですよね。

しかも車幅灯を点けていると、メータランプも点灯しますし、カーナビも夜モードになっているので余計気づきません。

なので僕は、薄暗くなってきたら車幅灯を点けずに、いきなりライトを点灯しています。

そのほうがライト点灯し忘れもありませんし、むしろ夕暮れの薄暮時に他車から視認されやすいので事故防止に繋がるので一石二鳥です。

最近は車外の明るさをセンサが検知して自動でライトをON/OFFする機能を搭載している車種も増えてきています。

そういった機能を使えば、うっかりやってしまう無灯火を防げますね。

まとめ

知らず知らずのうちにやってしまう違反って、ライトのバルブ切れ以外はほんの少し気をつけていれば防げるものばかりです。

ライトの球切れはいくら走行前に点検したとしても、走行中に切れることもありますから、完全に予防することはできません。

ただ最近はLEDライトを搭載する車種も増えてきていますので、ライト自体の故障が少なくなってくるでしょうね。
 

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