味スタは京王線の飛田給駅から徒歩5分というアクセスの良さもあって、電車で来場する人が非常に多いです。
そのため、イベント終了直後の飛田給駅は大混雑で駅構内への入場規制がかかるのが普通。
駅に向かう行列がスタジアムまで続くのは味スタでは見慣れた光景です。
そういった帰りの混雑を避けるために、スタジアム併設のレストランや屋台で食事して時間をずらすひとも中にはいますが、ほんのちょっと視点を変えると楽に帰る方法があります。
今回は味スタから混雑を避けて帰宅するための裏技を紹介します。
バスを使う
当たり前といえば当たり前なのですが、電車派の人って意外とバスを避けたりしませんか?
確かにバスって地域によって均一料金なのか距離別なのか、前乗りなのか後ろ乗りなのか等々、運行方法が全然違うので、ついつい避けてしまう人が少なくありません。
でも味スタは一般的な路線バスの停留所の他に、スタジアム内に専用のバスターミナルがあるので、イベント開催時の臨時便は全てこのスタジアム内のバス停から出ています。
このバスターミナルからは、中央線の武蔵小金井、武蔵境、三鷹、吉祥寺、荻窪行き、京王線 調布駅行き、西武多摩川線 多磨駅、小田急線 狛江駅行きのシャトルバス(有料)が出ているので、これらのバスで飛田給駅を外せば、かなり混雑を避けられます。
また、便数が少ないですが新宿駅行きの高速シャトルバスも出ています。
新宿駅行きは完全に前売りなので事前にチケットを購入(大人620円、小人310円)する必要があるのと、試合終了後20分後(1台運行の場合は試合終了後15分後)に発車するので乗り過ごさないよう注意が必要です。
イベント終了時はバスターミナルも混雑していますが、バス会社の係員がいますので、どこ行きのバスが何番から出るのか教えてくれます。
臨時バスは限りがあるので注意
臨時バスはスタジアムに残っている人が全てはけるまでピストン輸送してくれるわけではありません。
あくまでも飛田給駅の混雑がある程度緩和されれば臨時バス便の運行は終了します。
例えば、FC東京のゲームで入場者数が3万人前後の場合は、各方面3~4台の臨時便が出ると終わるようです。(後は電車で帰ってね、ってことでしょうね)
なので試合終了後にすぐにバスターミナルに行けば大体乗れると思いますが、試合が終わって選手たちのスタンドへの挨拶まで見届けようとすると、臨時バスに乗り損なうかもしれません。
そこまで余韻に浸りたい場合は、別の方法を考えたほうがいいかもしれません。
西武多摩川線の多磨駅から帰る
味スタは京王線の飛田給駅が最寄り駅ですが、少し歩くと西武多摩川線の多磨駅があります。
味スタから多磨駅までは約2.0km、徒歩で20分強かかります。
冬の寒いときはちょっとアレですが、春~秋にかけては試合の余韻に浸りながら夜風に当たってテクテク歩いていると、意外とあっさり駅に着いてしまいます。
実はスタジアムのバスターミナルから多磨駅行きのシャトルバスも出ているのですが、試合終了直後はバスターミナルから出る道が混んでいるため、歩いたほうが早かったりします。
西武多摩川線はほぼ10分間隔で運行しているので、多磨駅から中央線 武蔵境駅までは2駅、約7分と、中央線方面のアクセスが意外といいのです。
西調布駅から帰る
飛田給駅の隣の駅である「西調布駅」は、味スタから歩いてもそんなに遠くありません。
約1.5kmで大人の足で徒歩約20分ぐらい。
スタジアムを出て甲州街道を東に進み、中央道と交差する上石原交差点を右折して真っ直ぐ行くと西調布駅です。
「一つ前の飛田給駅からたくさん人が乗るので乗られないのでは?」と思うかもしれませんが、イベント当日は飛田給駅で準急接続するので、各駅しか停車しない西調布駅では思ったほど混雑しません。
急行が接続する調布、府中までは比較的空いている各駅でアクセスできるのでオススメです。
味スタから帰る時に混雑を避けるまとめ
やはり帰りの混雑を避けるには「飛田給駅」の利用を回避するのが一番です。
そのためには、
・西武多摩川線の多磨駅まで歩く
・京王線の日調布駅まで歩く
のがオススメです。
普段、ウォーキングなどで鍛えている健脚な人は調布駅(約2.4km、徒歩30分)まで歩く、という強引な方法もあります。
飛田給駅が混雑しているときは駅に入るのに20~30分かかるときもありますから、だったらダイエットがてら隣の駅まで歩いてしまえ!って考えですね(笑
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