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【車のサブスク】若年層ほどメリット大!買うよりカーリースがお得な理由

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最近「月額定額サービス」、いわゆるサブスクリプション(サブスク)サービスが増えてきましたね。

サブスクリプションは英語のsubscriptionが語源で、元々は「雑誌や新聞を定期購読する」という意味から来ています。

パソコンで使うExcelやMS-Wordなどのオフィス用ソフトも、今は買い切りではなく月額千数百円でいつでも最新バージョンを使い放題、というサブスク形態に変わってきています。

同様に自動車も、従来のように頭金を用意してローンを組んで購入する、という手段に加え、月額○○万円払って所有する、という新たな所有方法が増えてきました。

今回は、自動車のサブスクサービスについて、購入との比較、残価設定ローンとの違い、サブスクが向いている人について解説したいと思います。

購入とサブスク、何が違うの?

自動車を購入することとサブスクとの違いは、不動産に例えるとわかりやすいです。

戸建てやマンションなどの不動産を購入して所有権を持つか、月額の賃貸料を支払って住むか、の違いです。

前者は、頭金を入れて残りを住宅ローンを組んで購入するので、ローン支払が終われば最終的に自分の資産になります。

後者は、家賃を払って何十年も住んだとしても自分の所有物にはなりません。あくまでも賃貸。

つまり、

・不動産購入 = 自動車購入
・賃貸 = サブスク

と考えるとわかりやすいです。

当然ですが「家賃を払い続けても自分のモノにならないのだから、家賃分をローン支払に充てて購入したほうがよい」という考え方もありますし、一方では「不動産を購入してしまうと住み替えやメンテナンスが大変。賃貸なら設備修繕費用も全て含んでいるからラク」という考え方もあり、どちらも理に適っています。

つまり、ライフスタイルにあった選択が必要です。

購入とサブスク、費用的にどのくらい違う?

自動車を所有するのに必要な費用を月割りにしてみます。

前提条件として、

  • トヨタ ルーミー(車両価格:150万)を年利5%のカーローンで36ヶ月で均等返済
  • サブスクはトヨタ系のKINTOで想定
  • 月額15,000円の駐車場を賃貸
  • 任意保険は契約年齢20歳で6等級、保険料年額96,000円と仮定
  • 月に1,000km走行。ガソリン150円/Lを月67L消費すると仮定

としました。

購入サスブク(KINTO)
車両代(ローン月額)48,000円全部込みで37,180円
任意保険(月割)8,000円
自動車税(月割)2,875円
車検費用(月割)2,981円
メンテナンス(月割)2,000円
ガソリン(月額)10,050円10,050円
合計73,906円47,230円

サブスクのほうが月額コストは安いですが、購入のほうはローン支払が終わる4年目からローンが無くなるので月額コストが73,906円→25,906円に下がります。

では、3年でサブスク解約すればよいのでは?と思うかもしれませんが、購入のほうはローン支払が終えた時点で車両の所有者になりますし、ルーミーであれば資産価値として購入金額の半額(70万)程度は残っているでしょう。

その時点で売却し、70万を頭金に新しい車両に乗換えるという判断もあると思います。その場合は新たに自動車ローンを組むので、再び同程度の支払いが発生します。

…ん?そうなるとサブスクで乗り続けるほうが月々の費用が安い上に、車両の売却、買換えの手間を省けますね。

違うのは車両の所有権があるかどうかだけですが、購入しているのと同じように自動車を占有して自分の好きなときに使えるのですから、所有権を持っているかどうかといったことは、自動車に乗る上ではあまり大きな問題にはなりません。

サブスクが若い人に向いている理由

記事タイトルでも書いていますが、サブスクが若い人に向いている最大の理由は、任意保険料が月額使用料に含まれていることです。

その他にも、サブスクのメリットがいくつかありますので、それぞれ上げていきます。

1.任意保険が安くなる

若い人に向いている大きな理由の一つが「任意保険が安くなる」ということ。

もうこれだけでもサブスクを選択してもいいぐらい、若者に有利なのです。

その理由は、任意保険は契約時の年齢が若ければ若いほど保険料が高いから。

一般的に20歳で新規に契約すると、車種にもよりますが年間7万円~10万円程度は任意保険料としてかかります。

その理由は、年齢が若いと運転経験が未熟であることや、若いが故に自身を律することができず、事故を起こす確率が高い年代とみなされるからです。

例えば20歳の人が、5ナンバーの1.5Lコンパクトカー(新車)で任意保険を契約する場合、保険会社で多少幅はありますが、概ね年額6万~10万/年程度の保険料がかかります。

しかもこれは保険料だけで、新車に乗るなら車両保険も付けなければならないでしょう。その場合、保険料は車両保険込みで20万円前後まで跳ね上がります。

ちなみに同じ1.5Lコンパクトカー(新車)を、45歳、20等級、運転者年齢条件を30歳以上でシミュレーションすると、保険料は年額3~4万円です。

いかに若年齢、低等級だと保険料が高額になるかわかると思います。

それが、任意保険もついているサブスクだと、年齢・等級に関係なく利用料が定額です。

自賠責保険・任意保険・自動車税・車検費用・メンテナンス費用等々、全部コミコミで定額です。

実際、KINTOのサイトで支払シミュレーションしてみるとわかりますが、運転する人の年齢を20歳以下にしても50歳以上にしても、月々の金額はかわりません。

つまり、年齢が若くて任意保険料が高い人は、任意保険も含んでいるサブスクのほうが断然お得なのです。

↓↓↓支払シミュレーションはこちらから
クルマのサブスクはKINTO

2.いろんな車に乗り換えられる

よほど思い入れがある車ならともかく、若いときはいろんな車に乗りたいですよね。

サブスクなら最初の契約年数が満期になれば、車両を返却して終了するもよし、気に入って乗り続けるのもよし、新たな車に乗換えるもよし、です。

また、結婚や出産などのライフステージの変化によって乗換えたいときもあると思います。

特に子供が生まれたときは、乗り降りしやすいワンボックスとかミニバンが便利ですよね。そういったときでも違約金を払えば契約途中でも解約~再契約できますし、解約金0円で期間を決めずに乗れる「解約金フリープラン」(KINTO)もあります。

3.費用が定額

車を維持すると、出費が定額にならないのが悩みの種だったりします。

自動車に乗ってて発生する費用を並べてみると、

・自動車税(毎年5月)
・任意保険(毎年)
・12ヶ月点検(毎年)
・オイル交換(年1~2回)
・車検(初回3年、以降2年毎)
・バッテリー交換(車検毎)
・タイヤ交換(約3年に一度)

ざっとこのぐらいあります。

突発的な故障は除くとしても、車検月の出費はわかっていながらも結構大変なものです。

僕も若いときは5月に来た自動車税を払えなくて7月のボーナス時期に払ったことがよくありました。

また、車検の時はまとまったお金が無くて、法定費用以外の部分をクレジットカードで分割払いにしたことがありましたね。(遠い目)

特に子育て世代では、子供の入学時期、修学旅行、部活の遠征時期など家庭の出費と重なると、結構痛いですよね。

そんなときでも、自動車にかかる費用が月々定額だと、家計の管理をし易くなります。

タイヤ交換も月額費用に含まれますし、突発的な故障、例えばパンクやバーストによるタイヤ交換やアルミホイール交換まで月額費用でカバーされます。

サブスクに向いている人、向いていない人

当然ですが、全ての人がサブスクに向いているわけではありません。

ここでは、サブスクに向いている人、向いていない人について解説します。

サブスクに向いている人

サブスクに向いている人は、何と言っても20代の人でしょう。

上でも触れましたが、18~20歳は普通に任意保険を契約すると、車種にもよりますが7万~10万円/年の保険料がかかります。

給料もそんなに高く無い年代なのに、車のローンに加えて月々1万円程度の保険料負担が発生するのはかなり厳しいものがあります。

しかし、任意保険もセットになっているサブスクでは、年齢によって月額の使用料はかわりませんので、若い人ほどお得です。

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クルマのサブスクはKINTO

僕が20代の時に初めて車を購入したときは、任意保険料は年額12万でかなり負担でしたね。

そのため、同世代の友人の中には任意保険に入らず自賠責だけで乗ってる人もチラホラいましたが、対物事故を起こして全て自費で弁済することになった人を見たときは、いくら保険料が高くとも任意保険未加入で乗るのはヤバ過ぎると実感しました。

それと、3年もしくは5年毎に新しい車に乗換えたい人にもサブスクは向いているでしょう。

車検毎に新しい車に乗り続ける、ということは常に自動車ローンを支払っている状態だと思います。

車検時にそれまで乗っていた車を売却し、そのお金を次の車の頭金に充てて残金をローンで支払う、という状態であれば、自動車の所有権はローン会社のままですから、サブスクで月々使用料を支払っているのと同じことになります。

むしろ自動車税、車検、任意保険、メンテナンス費が全て含まれていることを考えるとお得ではないでしょうか。

サブスクに向いていない人

逆にサブスクに向いていない人は、車両を自分の好みにカスタムしたい人です。

契約期間が終了したら車両は返却しなければなりません。返却された車両は、新たに中古市場に放出されますから、あまりにもカスタムされていると中古市場での価値が無くなってしまいます。

自分好みにカスタムして長く楽しみたい、という人にはサブスクは制約が多すぎます。その場合は購入すべきでしょう。

また、年間走行距離が多い人もサブスクに向いていません。

一般的にサブスクでは、月間の走行距離が1,500km以内で料金が設定されています。

1,500kmを1kmでも超えるとペナルティが発生するかと言えばそうではなく、契約満了時の総走行距離を上回らなければ追加費用は発生しません。

例えば、月間1,500km上限として3年契約だった場合、契約満了時の総走行距離が54,000km以下であれば追加費用は発生しません。

54,000km以上であれば、1kmあたり11円(KINTOの場合)といった超過料金を支払う必要があります。

カーリース・サブスクのまとめ

個人的には、スポーツカーでガンガン走りたい人や自分好みにカスタムしたい人は購入を、そうでなければサブスクがオススメです。

特に若い人で、高額な任意保険料がネックで車の購入を躊躇している人にはサブスクはメチャクチャオススメです。

また若い人でなくても、車検毎に新車に乗換えたい!という人にもサブスクは向いています。

もはや自動車は所有するのではなく、家計の経費として毎月計上するのが賢い乗り方ですね。



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