僕はシンプルなヘルメットが好きなんですが、最近は無性にクラシックなヘルメットが気になります。
こんな感じのヘルメット。
最近のヘルメットのデザインと違って、アゴから下がストンと真っ直ぐ下に落ちるようなデザインと、シールドがアクリル板にスナップを付けた簡単な構造が特徴です。
”750ライダー”とか1970年代のバイクマンガに出てくるヘルメットですね。「族ヘル」とか言われています。
これが1980年代のバイクマンガ”バリバリ伝説”になると、ヘルメットも今風のモダンな感じになってきます。
ちなみに1980年代のバイクマンガと言えば”あいつとララバイ”も外せませんが、こちらは登場人物のほとんどがノーヘルなので、ヘルメットに関してはあまり参考になりません(笑)。
僕が高校生だったときは1980年代半ばでしたが、その頃でもヘルメットはだいぶモダナイズされてきて、先輩にお下がりでもらったこういった形のヘルメットを古臭く感じたものです。
気になるクラシックヘルメット
ということで、今、気になっているクラシックヘルメットです。
BELL BULLITT
BELLと言えばBELL HELMETSですね。
現在のフルフェイスヘルメットの原型となったのSTARというモデルはあまりにも有名。
そんなBELLが作ったオシャレなクラシックヘルメットがBULLITT。
アゴの部分が細くてクラシックな中にもモダンさを感じるデザインがカッコイイ。
唯一の欠点はお値段が少々張るところですが、コレをかぶってる人はほとんど見ないので、懐に余裕があれば購入したいヘルメットです。
ダムトラックス AKIRA
ダムトラックスと言えば、ビンテージ風味なオシャレなヘルメットのラインナップが多いブランドです。
その中でもAKIRAというモデルが70年代風味が強くてとってもオシャレ。
ダムトラックス(DAMMTRAX) バイクヘルメット フルフェイス AKIRA アイボリー Lサイズ(59CM~60CM)
ホワイトやマットブラックもいいですが、このアイボリーがまた古臭くてたまらないですね。
このダムトラックス、レディースやキッズ用のヘルメットラインナップも多い上に価格もお手頃なのでオススメです。
リード工業 RX-200R
リード工業は東京にあるヘルメットやバイク用アクセサリを作っているメーカーで、1980年代にRX-200というモデルを発売していましたが、当時のデザインを再現したRX-200Rというモデルをリリースしています。
リード工業(LEAD) バイクヘルメット フルフェイス RX-200R ホワイト フリーサイズ (57-60cm未満) –
1万円台前半で入手できるので、2個目のサブヘルメットとしてもいいかもしれませんね。
なぜ”族ヘル”と呼ばれているの?
このクラシックヘルメットは”族ヘル”と呼ばれていますが、なぜ”族ヘル”なのでしょうか?
一説には「昔の暴走族が使っていたから」と言われていますが、暴走族は今も昔もヘルメットそのものを被っていませんし、カミナリ族全盛の時代はヘルメット着用義務がありません。
僕が子供の頃のイメージでは、「暴走族ではないがちょっとヤンチャなお兄ちゃん達」が被っていたイメージがあります。
なので「族ヘル」というのはイメージで付けられた呼び方ではないかと思います。
”族ヘル” ネオビンテージヘルメットのまとめ
呼び方はともかく、飾り気の無いシンプルなデザインが現代において再評価されて、ヘルメット市場に新たなジャンルを確立したと言っても過言ではありません。
旧車に合わせて昔の雰囲気を醸し出すのもいいですし、エストレヤや250TR、グラストラッカーのようなスクランブラーテイストなバイクにも合いますね。
ガチガチのモーターサイクルジャケットではなく、デニムジャケットやフライトジャケットで合わせると垢抜けた雰囲気が出てカッコイイと思います。
僕も3個目のヘルメットとして買おうかな…。
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