東京の西部には昭和記念公園の中にレインボープールというウォーターパークがあります。
大きさではサマーランドには及びませんが、昭和記念公園のレインボープールは都内からのアクセスも良く大人気のウォーターパークです。
今回はこのレインボープールに車で出かける場合の攻略法を紹介します。
昭和記念公園 レインボープールとは
東京都立川市にある昭和記念公園は、元米軍立川基地跡地を利用した国営公園です。都立公園じゃないんですね。
この昭和記念公園、地図を見てもらえばわかりますが、とにかく広いです。
隣の陸上自衛隊立川駐屯地を囲むように公園敷地がL字になっており、この左下の部分がレインボープールの位置です。(真ん中の水色の部分はプールではなく池です。泳げません)
地図で見るとそんな大きくありませんが、それでもプールの面積だけでも東京ドーム1.4個分もあります。
公園の東側に隣接している陸上自衛隊立川基地は、1200mの滑走路がある基地なんですが、それが小さく見えるぐらい広い公園です。
これだけ広い公園なので止める駐車場を間違えるとレインボープールまでとんでもなく歩くことになります。
昭和記念公園の駐車場は3ヶ所
昭和記念公園には駐車場が3ヶ所あります。
2.西立川口駐車場(345台)
3.砂川口駐車場(431台)
レインボープールを利用する場合は、「2.西立川口駐車場」に止めるとプールまで5分です。
ちなみに立川口駐車場に止めると、レインボープールまで徒歩で15分以上、就学前の子供と一緒なら20分以上かかるでしょう。
砂川口駐車場からは大人の足でも20分以上かかります。(どこかのサイトで歩いて10~15分以上なんて書いてありましたが、相当早歩きしないと無理です)
レインボープールに車で行く場合は、なんとしても西立川口駐車場に止める意気込みで計画しましょう。
プールの開園時間と駐車場の開園時間
なぜ「西立川駐車場に止める意気込みで計画しましょう」と書いたかというと、レインボープールに一番近い駐車場なので、夏場は一番最初に満車になる駐車場なんです。そりゃみんな一番近いところに止めたいですからね。
昭和記念公園は公園の開園時間と駐車場の開園時間が同じです。どちらも9:30に開園します。
「じゃあ9:30に着くように行けばいいのね~」なんて考えてはダメ。
開園の1時間前には駐車場に着くつもりで行かないと駐車場に入れないです。
「早く行って1時間も並ぶのか~」と思うかもしれませんが、夏場は駐車場の入場待ちが道路にはみ出してしまうために、開園時間前に駐車場をオープンすることが多いです。
ですから、レインボープール営業期間中は、
・土日は遅くとも開園1時間前(8:30)
までに駐車場に行かないとダメです。
西立川口駐車場に停められなかった場合
西立川口駐車場が満車になってしまったときは、そのまま立川口まで進んで立川口駐車場に停めます。
立川口は収容台数が1,700台以上ありますから、10時ぐらいまでならなんとか停められると思います。(ただしお盆休みの時期はそれでもあぶないかもしれません)
砂川口駐車場はレインボープールから一番遠いので比較的空いていますが、それでも夏休み期間の週末は早々に満車になります。
大人同士であれば砂川口駐車場に止めて、公園内を20分程度歩いていくのもいいですが、幼児がいると確実に30分はかかりますから、がんばって早起きして西立川口駐車場をゲットしましょう。
一応、立川口、砂川口の各入口からレインボープール行きの無料シャトルバスが出ていますが、そのシャトルバスに乗るために炎天下の中、行列に並ばなければならないです。
土日祝日、夏休み時の駐車場混雑は?
レインボープールは夏季のみの営業(7/15~9/3)なので、学校の夏休みとほぼ同じ期間です。
平日でも比較的混雑していますが、夏休み中の土日祝日は激混みです。
そのため、休日は平日よりもさらに早く、遅くとも開園時間の1.5時間前(8時前後)に到着していないと駐車できません。
公式HPの駐車場混雑を見て、傾向と対策を立てる
昭和記念公園のホームページには駐車場の混雑具合が表示されています。(毎日、10時、13時、15時)
多くの学校が7/21から夏休みが始まるので、7/21以降、昭和記念公園のHPで駐車場の混雑状況を確認することで何時ぐらいから混雑するのか、空いてくる時間帯などをある程度推測することができます。
ちなみにこの駐車場混雑状況のページは、西立川口駐車場に停められなかったときにスマホで他の駐車場の空き状況をチェックするのに役立つので、ブックマークしておくことをお勧めします。
駐車場以外にも事前準備しておくと便利なこと
ここまでは駐車場の話でしたが、駐車場に停めれば一安心、というわけではありません。
ここからプールに入るまでにいくつかハードルがありますが、事前に準備することで現地で行列に巻き込まれずに済みます。
入場チケットは前売りを買っておく
レインボープールの入場料は大人2,500円、子供(小学生)1,400円、幼児500円ですが、現地で買うには窓口に並ぶ必要があります。
休日であれば入場チケットを買うのに炎天下の中30分以上並ばなければなりません。
そのため、入場チケットは事前に購入しておくことを強くオススメします。
チケットはセブンイレブン/ローソン/ファミリーマート/ミニストップ/サークルKのコンビニ端末で購入できます。
しかも割引料金(200円OFF)が適用されていますから、家族4人だと800円引きです。駐車場代(840円)が捻出できますね。
都内在住であれば、区や市の広報にレインボープールの割引券(200円OFF)が付いていますが他の割引と併用できません。
一般に入手出来る割引券は200円OFFが最大で、それより安いチケットはありません。
それであれば広報誌から切り取った割引券を持ってチケット売り場に並ぶよりは、事前にコンビニで200円OFFで買ったほうが行列に並ばなくて済むだけお得です。
ランチはお弁当か買い物がラク
レインボープールにもフードコートがありますが、当然ながら昼時には混雑しますし、1食600~800円と意外と高いです。
とは言ってもああいうのって野外で食べると美味しいので、子供が喜ぶならお祭り気分でいいかもしれません。
我が家はみんな飽きちゃったので、近年はもっぱらお弁当かオニギリで安上りに済ませています。
浮輪は自宅で膨らませておく
プールにも空気入れ用のエアコンプレッサーがありますが、これもまた大行列必至です。
空気を入れるだけで20分は並びますので、せっかく車で行くのですから浮輪は自宅で膨らませておきましょう。
水着は自宅から着ていく
更衣室が混雑するのと、プールでの場所確保をスムーズにするために水着は自宅から着ていくと手間が省けます。
ちなみにここのコインロッカーは100円玉を入れて施錠しますが、開錠時に戻ってこない「利用料徴収タイプ」のロッカーで、更衣室の外にある貴重品用のコインロッカーは100円が戻ってきて何度でも使えるタイプです。
食中毒防止のためにクーラーボックスを
30℃を超える気温の中でお弁当や食べ物を常温保存するのは食中毒のリスクが高まります。
そのため、特にお弁当を持参するのであれば、クーラーボックスは必須です。
飲み物(ペットボトル)を凍らせておくと保冷剤の代わりになります。
ポップアップテントがあると便利
レインボープールは2m×2m以内のテントであれば園内で使ってもOKです。(強風時や混雑時を除く)
子供は初めから全開で遊びますが、2時間も全力で遊ぶと結構クタクタになっちゃいます。
そんなときに軽く横になれる日陰スペースが作れるポップアップテントがあると便利です。
当日の流れ
事前に準備をしておくと、当日の流れはこんな感じに進みます。
↓
・入場したら前売りチケットで入場(並んでも10~15分程度)
↓
・更衣室を通り抜けて日陰の休憩スペースを確保
↓
・スペースを確保してから更衣室に行って着替え
↓
・思う存分遊ぶ
疲れたらテントや日陰で休むもよし、プールに飽きたら公園内でレンタサイクルやアスレチックジムに行くもよし、プールと公園は出入り自由です。
レインボープール攻略のまとめ
・開園時間の30~1時間前には駐車場に到着する
・入場券は前売り券を購入しておく
・浮輪の空気は自宅でいれておく
昭和記念公園は電車でのアクセスもいいので、休日のレインボープールは芋洗い状態になること必至です。
朝早く駐車場に並ぶのは無理、という場合は、14時以降入場できる「サンセット」というチケットがお得です。
料金は1日券の半額(2,500円→1,250円)ですし、14時過ぎには朝一番で来園した人の中から帰り始める人も出てきますから、余裕をもって楽しむこともできます。
夏の日差しは半端なく車を攻撃しますので、駐車時にはサンシェードをお忘れなく。
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