突然ですが、真夏にバイクに乗るときの服装って困りませんか?
安全を優先すれば、たとえ暑かろうがレザージャケットに胸部プロテクタ、ブーツなんでしょうけど、真夏にそんな格好はちょっと….ワインディングに走りに行くんじゃないのだからもう少し軽い服装で乗りたいですよね。
そこで今回は僕の使っている真夏のチョイ乗りにピッタリなジャケットを紹介します!
GUのコットンMA-1が秀逸すぎる
なんだGUかよ…と思っているアナタ、最近のGUは侮れないですよ。(ユニクロもね)
ここ最近はミリタリーファッションがトレンドですが、バイクの世界ではMA-1は以前からよく着られていたジャケットです。
でも従来のMA-1は中綿入りなので夏は暑くて着られたものじゃないですが、最近は春先にも着られる中綿・裏地無しのMA-1がいろんなブランドからリリースされています。
そんなトレンドのなかで、GUから裏地が無いコットンMA-1がこの春先に発売されていたんです。
裏地もなんもなくてペラペラのジャケットなんですけど、MA-1のディテールはしっかり押さえていて、それでいて現代風なスリムシルエット。いわゆるリアルMA-1のもっさり感がありません。
しかもこれ2,990円ですよ。
ちなみにユニクロのほうでも春物のMA-1を出していますが、裏地入りなんですよね。こちらは3,990円+税。
いくら薄手とは言えこれを真夏に着るのはかなり厳しいです。
GU MA-1のディテール
このGUのMA-1、価格の割にはよく作り込まれています。
まずは色。
ネイビー(紺)とカーキの2色のラインナップなんですが、このカーキの色が絶妙で、いわゆる枯草色ではなくて少しグリーンの入ったオリーブドラブ(OD)色なんです。
ODだとミリタリー風味が強くなりますが、カーキとのバランスがよくてタンカースジャケットっぽい色味です。他のファッションブランドだと緑に近いオリーブ色に寄せた感じが多いのに、あえてこの色を出してきたところに担当者の本気度がうかがえます。
それと僕が気に入ったのはポケットのフラップを無くしたこと。
MA-1のディテールを忠実に再現しようとすれば、ホケットにフラップが付くんですが、MA-1のフラップってバイクに乗ってるとバタつくんですよね。
ちゃんとスナップを留めればいいのですが、忘れっぽい僕にはこのフラップレスなところがポイント高いです。
実際に着用するとこんな感じ。
自撮りなので近くてすみません。もっと引いて全身が入れば雰囲気がわかるんですが。
前立てのところにテープが縫い付けてあるのは、戦闘機パイロットが酸素マスクのチューブクリップを挟むためのテープを再現しています。2,990円でここまでこだわるとは。
当日は日中気温が30℃近くまで上がりましたが、湿度が低かったのでバイクで走ると風が少し冷たかったです。
かと言って止まれば汗ばむぐらいに暑くて、秋冬用のライディングジャケットを着ているライダーは皆暑そうにしてましたね。
このMA-1は薄手なので、暑いときは腕まくりできます。
ひじの当たりまでまくると結構涼しくて、しかも袖がリブなので上げようと思えば二の腕までまくれます。
裏地がないペラペラのコットンジャケットは脱いでもかさ張らないので、ホント便利です。
まとめ
GUのMA-1はネット上でも結構話題になっていたようで、結構リピーターも多いみたいです。
恐らく今年も秋物のジャケットにMA-1を投入してくると思いますので、薄手のコットンジャケットを探している人は秋物が出始める7月下旬~8月か、春物が出回る2~3月は要チェックです。
3,000円程度だったらイメージと違ってもそれほどフトコロへのダメージは少ないですからね。
バイク用品ブランドのライディングジャケットはちょっと…という人や、いかにもバイク用品なジャケットはイヤ!という人にこのコットンジャケットはオススメです。
僕も、いかにも「ライディングジャケットですよー!」みたいな、主張が強すぎるバイク用品は苦手です。
梅雨が明けると夏の行楽シーズンがやってきます。くれぐれも安全運転で熱い夏を乗り切りましょう。
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