冬に不用意に車のドアノブに手をかけると「バチッ」とやられることがありませんか?
静電気の何がイヤかって、電気が飛ぶと体が無意識にビクッとさせられるのが超不快です。ビクっとする不随意運動は自分でコントロールできないので、余計に腹が立ちます(笑
巷にはいろんな帯電防止グッズがありますが、今回は車に特化した静電気除去グッズを紹介します。
車に触れる前、静電気を除去できればいいのに
腕につけるブレスレットタイプの静電気除去グッズもイマイチ効かないですし、手に持って導電体に触れると静電気除去できるタイプは確実に帯電を取り除いてくれますが、持ってくるのを忘れるとアウトですよね。
そういうときは、車のドアに貼り付けるタイプの静電気除去プレートが便利です。
車に触る前にタッチするだけ。静電気除去プレートで解決!
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そんなコンセプトの静電気除去グッズがこれ。
車に触れる前にプレートにタッチすれば、静電気を吸収除去してくれるので、うっかり車体に触れてバチッとなるのを防げます。
ドアノブ付近に貼っておけば、目に付くので気付きやすいですね。
静電気除去プレートの良いところ
この静電気除去プレートは、帯電している電気が放電されるとオレンジ色のLEDが点灯するんです。
静電気が除去されていることが、目で確認できるのがなんか楽しいのです。
静電気除去プレートの仕組みは非常に簡単で、帯電している電気がゆっくりと放電されるように抵抗(R)が入れてあるだけです。
帯電している体で金属に触れると「バチッ」となってしまうのは、静電気が一気に導電体側に放出されるからであって、抵抗分があることで一気に電気が流れないようにしているわけです。
このとき流れる電気を使って確認用のLEDを点灯させているわけです。
取り付けは、プレート裏側の粘着テープを車のボディに貼り付けるだけなので難しい知識は一切不要です。
設置場所はやはり、スタンダードな車体のドアノブ付近がすぐに気付けるのでオススメです。
車を降りるときも要注意
車を降りて車のドアを閉めようとしたら「バチッ」となったことありませんか?
実は車を運転しているときも、衣服とシートとの摩擦で静電気がどんどん帯電していきます。
こういうときは、降りるときに手のひらで車のボディを触りながら降りると静電気にやられません。
このときのポイントは、指で触るのではなく手のひらでペタっと触ること。
ゆっくりと触ってしまうと、放電したくてしたくてたまらない静電気がボディに接触する前に空気を飛び越えて放電しちゃうんですね。これが青白い小さな稲妻の原因です。
なので彼らが飛び出す前に、一気に手のひらでペタっと触ってしまえば大丈夫です。
僕はこの方法でほぼ静電気攻撃にやられなくなりました。
どうして静電気が溜まるの?帯電を減らす方法は?
そもそも静電気を溜めなければ最初からビビらずに済むわけですよ。
それに「どうして静電気は冬に多いの?」と思ったことはありませんか?
それには理由があります。
服装に注意する
静電気は衣服が擦れ合う摩擦によって発生します。
つまり冬の重ね着は摩擦が起こりやすく、帯電しやすいということ。
特に静電気を発生させやすいのは、プラス電荷の強い生地(ウールやナイロン)と、マイナス電荷の強い生地(ポリエステルやアクリル)の組み合わせです。
プラス同士、もしくはマイナス同士だと静電気が発生しにくいので、衣服の組み合わせに注意してみましょう。
ただ、同じセーターでもウール製(プラス)やアクリル製(マイナス)があるので、タグで素材を確認してみてください。
他に簡単な対策として、もともと静電気が起きにくい木綿や麻の衣服を選んだり、静電気防止スプレーを活用したりするのも有効です。
それに加えて柔軟剤を使って洗濯すると、衣類の摩擦が防止できるので効果的です。
乾燥に注意する
湿度が高い時期は空気中の水分を通じて静電気が逃げやすくなりますが、乾燥していると静電気の逃げ場が無くなってどんどん帯電してしまいます。肌もカサカサに乾燥しているとより静電気が帯電しやすくなります。
つまり、冬に静電気が起きやすいのは空気や肌の乾燥が原因なんです。
対策として、部屋や車内の加湿を心がけると良いでしょう。
肌や髪を保湿する為に、ハンドクリームやトリートメントを使うと、なお効果的です!
まとめ
・静電気を発生させにくい衣服、組み合わせを選ぶ
・車から降りるときは手のひらでボディを触って静電気を逃がす
ガソリンスタンドの給油ノズルのそばにある黒い静電気除去プレートは、触っても静電気が放電されているのかどうかイマイチわからないですが、今回紹介した商品だと帯電した静電気が放電しているときにLEDが点灯するのがいいですね。
子供たちも面白がってタッチしてから乗るようになったので、以前のように不快な静電気に悩まされることが少なくなりました。
ぜひ参考にしてみてください。
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