※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

運転中のイライラをすぐに鎮める3つの方法 これをやればヒヤリハットが必ず減ります!

この記事は約5分で読めます。

公道では、実にいろんなバックグラウンドの人が運転しています。

そこでは年齢、性別、国籍、学歴、家庭環境、貧富の差など一切関係無く、みんな一つの道路を共有しています。

皆が皆、交通ルールをしっかり守ればいいのですが、中にはルールを逸脱する人や価値観が異なる人もいるわけで、そうなるといさかいやトラブルが起きるのは、ある意味当たり前のこと。

そんな状況では、いちいち小さいことにイライラしていたら、とてもじゃないですがストレス溜まりまくって運転どころの話では無くなります。

今回は、そんな運転時のイライラをすぐに鎮める3つの方法について紹介します。

運転とは「イライラしたほうが負ける」というゲームである

車とは不思議なもので、普段は温厚な人なのに、なぜかハンドルを握ると性格が変わって他車に厳しくなる人がいます。

そういう人は、

  • 車を運転しているといつもイライラしてしまう
  • 自分はちゃんとしているのに、他車がノロノロしているとつい意地悪してしまう
  • どんな状況でも”自分は悪くない”と思ってしまう
  • と「自分はちゃんと運転しているのに、同じようにできない他人が許せない」と考えてしまうようです。

    誰でも免許取りたての頃はうまくできなかったのに、当時の心境を忘れてしまったのでしょうね。

    しかし公道上で運転するということは、いろんなバックグラウンドや価値観の人と道路を共用することですから、自分と同じ運転スキルを他人に求めるのは土台無理な話です。

    イライラする要因はそこらじゅうに転がっているのですから、それらに一々腹を立てていては公道なんて走れません。

    つまり公道を運転するということは、”イライラしたら負け”というロールプレイングゲームをやるようなものです。

    運転中のイライラを収める方法

    他車に強引に割り込まれたり、不意に幅寄せされたり、強引に右折されたりと、自分が悪くないのに相手の強引な運転でイライラするときありますよね?

    そのイライラを引きずったまま運転を続けると、正常な判断が出来なくなり、事故を引き起こす原因になりかねません。

    そんなイライラはこの3つの方法で鎮めることができます。

    1.まず大きく深呼吸する

    強引に割り込まれたりすると、怒りのままにクラクションを鳴らしてつい前車を煽りたくなる衝動に駆られます。

    人によって違いますが、僕の場合は、頭にカっと血が上って、顔の皮膚が怒りでピリピリしてきます。きっと顔が紅潮しているのでしょう。

    そんなときは一度大きな深呼吸すると案外楽に怒りを鎮められます。

    怒りが0にはなりませんが、当初の2/3ぐらいまでは抑えられます。

    怒りのピークをカットするイメージです。

    2.ゆっくりと6つ数える

    よくアンガーマネジメントで言われることですが、怒りのピークは6秒しか持続しないそうです。

    つまり、この6秒間をやり過ごせば怒りのピークは過ぎ去り、幾分、正常な思考ができるようになります。

    そのため、一度大きく深呼吸した後は、ゆっくりと「6」を数えます。

    一匹、二匹、三匹…でもいいですし、豆腐一丁、二丁、三丁…でも何でもいいです。とにかく6つ数えます。

    このアンガーマネジメントは怒りを否定するものではなく、怒る仕組みを知って適切にコントロールすることに主眼を置いています。

    人間、怒りで頭に血がのぼると、

  • 顔が紅潮する
  • 心臓がバクバクする
  • 言葉がうわずる(震える)
  • 涙が出てくる
  • という症状が出ますよね。これは脳からノルアドレナリンという物質が分泌されて体が興奮状態になるからなんです。

    この興奮状態が持続するのが約6秒と言われています。

    この6秒間をやり過ごせば、怒りは静まり徐々に冷静な状態に戻っていきます。

    3.家族のこと、子供のこと、恋人のこと、仕事のことを考える

    深呼吸して、ゆっくりと6つ数えると、当初よりも幾分怒りが収まっていることがわかると思います。

    しかしそれでも怒りが完全に収まってはいないでしょう。

    一番最悪なのは、怒号を浴びせたり相手の車を強制的に停車させるなど、怒りにまかせて反射的に行動してしまうこと。

    仮に相手が強ければあなたが返り討ちにあう可能性もありますし、逆にあなたが腕っ節が強くて相手をブチのめしたとしても一時的に気が晴れるだけで、傷害罪・暴行罪に問われることなります。

    つまり路上での揉め事は、勝っても負けても誰も得をしないのです。

    あおり運転で損害賠償請求が1億3千万!?人生を終了してしまった哀れな男の話
    東名の煽り運転死傷事件以降、煽り運転が社会的にクローズアップされてきました。 当ブログでも、煽り運転に合わない方法や煽り運転に遭遇したときの回避の仕方などを紹介してきましたが、自動車・バイクの運転で言えることは 「イライラしても一銭の得にも...

    怒りのピークが過ぎてもなお怒りが収まらないときは、家族・子供・恋人・友人・仕事のことを考えてみましょう。

    もし自分が路上トラブルで大ケガをしたら誰が悲しむのか、逆に大ケガをさせたら社会的地位がどうなってしまうのか、落ち着いて考えれば、深追いすることはリスクでしかないことに気づくはずです。

    怒りの沸点を上げる方法

    すぐイライラしてしまう人は基本的に短気な人が多いです。(僕もかつてそうでした)

    短気な人は、イライラの処理の仕方やストレスの流し方を知らないのです。

    イライラの収め方は、過去記事にまとめてありますので参考にどうぞ。

    無事故で過ごしたいなら運転に対する考え方を変えるべき
    バイクでも車でも、公道を走っている限りは常に事故のリスクがつきまといます。 よく「運転がうまい」「運転がヘタ」と言いますが、パイロンスラロームや車庫入れが上手ければ事故に遭わないのでしょうか? 速くコーナーを抜けられる、車やバイクの性能を限...

    イライラを鎮める方法のまとめ

    昔から「短気は損気」と言われますが、車・バイクの運転に関しても同じことが言えます。

    多くの人が道路を共有するので、休日には渋滞しますし、合流でタイミングが遭わなくてヒヤリとすることはどうしても起きてしまいます。

    しかも事故はイライラした気持ちを突くように起こるのが常です。

    左折渋滞でイライラして右側を追い越そうとしたら後ろから直進してきた車と接触したとか、渋滞を回避しようと後方確認せずUターンしたら後方から走ってきたバイクと衝突したとか、イライラした気持ちや焦る気持ちをきっかけに事故を誘発してしまいます。

    そのため、道路上で「イラッ」「ムカッ」としたときは、大きく深呼吸、その後6カウントダウンして怒りのピークをずらしましょう。

    頭に血が登っているときに下す判断は、誤っていることが多く、結果的に損するだけです。

    運転はBe Cool, Stay Coolです。

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました