前回の記事はこちら
処方されたトラムセット、リリカ、ノイトロピンを飲んで少し良くなったかと思ったら、また以前と変わらないぐらいの痛みがぶり返してきました。
痛みがMAXのときを10とすると、薬を飲んでも9~8程度。正直あまり変わらない。
普通にベッドに横になっても眠れないので、ソファーで状態をやや起こし気味にしてやっと眠れる状態。
それでも夜中に目を覚ますとそこから痛みで眠れず、腕を上げたり下げたりして痛みが少しでも和らぐ位置を探すと、左腕を上げたイヤミのシェーのポーズが一番和らぐ、といった感じです。
どこかのブログでも同じようなことをされていた同病の方がいらっしゃって思わず納得。
仕事に支障を来すのでペインクリニックへ
会議や打ち合わせでも、モゾモゾしながら背筋を伸ばしたり左肩を右手でさすったりもんだりと、痛みで打ち合わせ内容が全く頭に入りません。
さすがにこれでは仕事もままならないですし、日常生活に支障を来すので近くのペインクリニックへ行くことに。
ペインクリニックの先生には今までの経緯を一通り説明したところ、星状神経節ブロックを提案されました。
なんでも、首近くに交感神経が集まっている「星状神経節」にブロック注射することで痛みを遮断するのだそうで、慢性疼痛に対する神経ブロックでは一般的な治療らしいです。
「首に注射針を打つ」なんて健康体のときは考えるだけでゾっとしますが、ここまで肩が痛いと「この痛みが取れるならどうにでもして」という気分になります。(そのぐらい痛い)
ということで二つ返事で星状神経節ブロックをお願いしました。
首に注射を打つ
広い部屋にベッドが10以上も並んでいて、その一つに仰向けになるように指示されます。
看護師さんが血圧を測ったり、首元を施術しやすいように広げたりと準備しているうちに程なくして先生が登場。
首のあたりをアルコールで消毒して、慣れた手付きで首の左側あたりを触り
「楽にしてくださいね~」
「少しだけチクっとしますね~」
「あと少しで終わります~」
「はい、終わりました。20~30分程ゆっくり休んでいってくださいね~」
と拍子抜けするほどあっさり終了。針を刺してから抜くまでは大体5~10秒無いぐらい。
よく考えてみれば、首に注射されるところは自分で見ることができないので、さほど怖がることはありませんでした(笑
星状神経節ブロックされた後
ブロック注射された直後から、なんとなく顔の左半分と首の辺りがほんのり温かくなってまぶたが重くなったような感じになります。
まぶたも重くなり左目が充血します。(ホルネル徴候というらしい)
この徴候が出るということは星状神経節にブロック注射がきちんとされたことを意味します。
確かに、ブロック注射された後の2~3時間は痛みが嘘のように消失しますが、その後はじわじわと痛みが戻ってきます。
こんなんで本当にいいのか?と思いますが、4~5回繰り返していくと効果が出てくるそうなので、少し通ってみることにします。
発症からの経過
発症からの経過を簡単に書き出してみます。
- 4月初めに左肩肩甲骨に違和感。1週間前のツーリングの影響か?・4月中旬から下旬にかけて痛みが増してくる。
- 痛くて眠れないのでGW中にロキソニンを買う。飲むと少しだけマシになる。
- ロキソニン飲み始めて3日もすると効かなくなる。
- GW明けに脳神経外科受診。MRIで頚椎症性神経根症と診断。トラムセットやノイトロピンを処方。
- トラムセットが結構効いた。1日3回飲むと痛みが10→7ぐらいになる。夜、眠れるのがうれしい。
- 飲み始めて2週間ぐらいすると痛みが7→9、もしくは10になる。
- たまらずペインクリニックで星状神経節ブロックをしたら10→8ぐらいになる。←今ここ
薬がもうじき無くなるので、来週、脳神経外科を受診です。
コメント