※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

ヘルメット(SHOEI J.O)を加工してヘルメットスピーカーを付けてみた

この記事は約5分で読めます。

今回は、前から考えていたヘルメットスピーカーとBluetoothレシーバーの取付けに挑戦しました。

僕のヘルメット(SHOEI J.O)にはスピーカー用の窪みが無いため、取り付けには多少の加工が必要です。

同じような悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。

この記事はあくまでも私の個人的な目的を満たすために行った加工であり、万人にお勧めするものではありません。あらゆる加工は自己責任で行ってください。

B+COM MUSIC、販売終了なのね…

ほとんどがソロで走る僕は、友人と走るのは年に1度あるかないか。なのでB+COM 6XとかB+COM ONEなどのインカム機能は必要ありません。

以前からバイクでも音楽が聴きたくてB+COM MUSICの購入を考えていましたが、なんと2019年に販売終了とのこと。

新品で買えるB+COM MUSICは流通在庫のみで、しかも色がレッドとかブルーとか今持っているラットグレーのヘルメットに合わない色ばかり。

この際バイク専用品はやめて、汎用bluetoothレシーバーとヘルメットスピーカーで構成してみることにしました。そのほうが安いですし。

購入したのは汎用レシーバーとヘルメットスピーカーNEO

B+COM MUSICのグレーがあればきっと購入していたと思いますが、販売終了とのことなので、今回は敢えて汎用Bluetoothレシーバーを購入。

値段が3千円台と手頃なのと、コンパクトな割には1時間の充電で連続再生9時間というのはロングツーリングでも全然イケそうです。

アンプ性能もレビューを見る限り悪くなさそう。

スピーカーはヘルメット側のスペースがほとんど無いのでできるだけ薄型が欲しいところですが、スピーカーは厚さ=音質の部分があるので、選定が難しいです。

どうせヘルメット側の加工が必要なので、40φ 11mm厚のB+COM ヘルメットスピーカーNEOのミニプラグタイプを購入。

Bluetoothレシーバーとヘルメットスピーカー、合わせて8千円でした。(アマゾン)

SHOEI J.Oに取付けてみる

僕のヘルメットはSHOEIのJ.Oというオープンフェイスタイプのヘルメット。

最近のヘルメットはあらかじめスピーカー用の「窪み」が付いているものが多いのですが、J.Oには残念ながらありません。

一琉の望みをかけてスピーカーを仮付けしてみるものの…耳がスピーカーに当たって痛いです。このままだと10分も無理かも。

…ということで、ヘルメット側を加工することにします。

リューターで内装を削ってスペースを作る

耳との干渉を無くすために、スピーカーが入るスペースを作ります。

まず、チークパッドを外すと、チンストラップの入っている部分が見えます。

このチンストラップの上の部分、黒いプラスチック部をカットします。

エンピツでカットするラインを付けておくと作業しやすいです。

こんなリューターを使って切断しました。

ホームセンターで3千円ぐらいで売ってるので一つ持っていると何かと便利。

このプラスチックの下は発泡スチロールになっています。

この発泡スチロールを7~8mmほど削ります。

全部取り去ってもいいのですが、多少耳に触れるぐらいにしたかったので、発泡スチロール部を少しだけ残しました。

実際にスピーカーを入れるとこんな感じ。

削りクズを掃除して、チークパッドを戻してスピーカーを配線します。

配線はヘルメットライナーの隙間に入れるように配線します。

加工前に比べると耳への干渉がかなり減った感じです。

スピーカーのスポンジが耳に当たる程度に調整しました。

反対側にはBluetoothレシーバーを取付けます。

B+COM MUSICで気になっていたのはその大きさと、ヘルメット外側に装着する仕様。結構、存在感あるんですよね。

せっかくのヘルメットのデザインを崩すのがなんかもったいないので、もっとシンプルにしたかったのです。

このBluetoothレシーバーはクリップが付いているので、それでストラップに挟むようにすれば、スッキリと取付けられます。

音質はGOOD、操作性はイマイチ

実際にペアリングしてスマホから音楽を再生してみると、思っていたよりも音質がよくてビックリしました。やはりスピーカーの厚さに妥協しなくてよかったです。

以前はBluetoothイヤホンを使っていましたが、高速道路などで騒音が大きくなると低音が聞こえないんですね。

それがこのヘルメットスピーカーNEOは騒音が大きくても低音がしっかりと聞こえます。

Bluetoothレシーバーのアンプも十分にスピーカーを鳴らしてくれるので、比較的騒音が多いオープンフェイスヘルメットでも全く問題ありません。

一つ難点は、Bluetoothレシーバーの音量操作がし辛いこと。

本体自体が小さいので、音量操作ボタンも小さく、恐らくグローブを付けたままの操作はかなり厳しいです。

そう考えると、B+COM MUSICの本体の大きさは、グローブを付けたまま操作することを考えてあの大きさにしているのでしょうね。

とは言っても8千円程度でバイクで音楽が聴けるようになったので個人的は大満足です。

あとはもう少し運用してみて、フィッティングを調整してみたいと思います。

欲を言えば、これからのヘルメットはあらかじめスピーカー用の窪みを設けて欲しいですね。これからヘルメットインスピーカーは主流でしょうから。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました