○年前は、頸椎の痛みでのたうち回って憂鬱な日々を過ごしていましたが、今はすっかり症状も無くなり、再発に怯えつつも、穏やかに過ごしています。
一時は手術も考えるほど追い詰められましたが、痛み止めの薬と対症療法でやり過ごして現在に至ります。
最後の発症から今まで、特にこれといったことはやっていませんが、頸椎を意識してやってきたことを列挙してみたいと思います。
あくまでも個人の感想なので、実際に効果があるかどうかは保証しませんのでご承知おきください。
頸椎症性神経根症が再発しないように(なんとなく)気をつけてきたこと
1.姿勢良く歩く
今思うと、発症前までは姿勢とか考えずに、なんとなくダラダラ歩いていました。
首が前に出て、前につんのめるように歩く感じですね。
知らず知らずのうちに首に負荷がかかっていたのだと思います。歩くだけなのに。
頸椎症になってからは、背筋を伸ばして背骨の上に頭を置くイメージで歩くようにしたところ、以前と比べて楽に歩けるようになりました。
「背中に棒が入っている」イメージで、体の中心を意識しながらスッスッと歩く感じです。
この歩き方に変えたことで、日常生活での首への負担をいくらか軽減出来たように思います。
2.同じ姿勢は避ける
普段は仕事でパソコンを使うことが多く、多くの時間をパソコン作業に割いています。
作業に没頭するうちに、顔がモニタに近くなり、知らず知らずのうちに首が前に出てきて、姿勢が悪くなっていたことが多かったです。
そこで、仕事をするときは机の高さを上げる、もしくは椅子を下げて、パソコンを極度に見下ろさないような姿勢になるように作業環境を調整しました。
3.1日に2~3回、胸反り、肩回し運動
それでも、作業に没頭すると姿勢が崩れるので、1時間に1回は強制的に机を離れ、軽く体をほぐすように心がけています。
具体的には、両手を後ろで組んで胸を反る(肩甲骨を寄せる)感じで伸びるストレッチです。
その時に、首を痛くならない範囲で軽く回したり、後ろに回すストレッチも同時にやります。
もう一つのストレッチは、両手を肩に乗せて肘を水平に出し、肘の先で10回、円を描きます。
終わったら反対回しに10回、計20回、肩を回します。
やってみると結構、肩周りに効く運動で、最初は少しキツいかもしれません。
首~肩周りの筋肉がほぐれる感じが心地いいです。
4.週に1~2回、トレーニングジムで汗を流す
元々、運動不足も原因の一つなのかな、と思い、週に1~2回ほど、自治体が運営するトレーニングジムで汗を流すようにしました。
ランニングマシンやエアロバイクで軽く有酸素運動、ウェイトマシンで軽く筋トレ、ぐらいの軽めの運動です。
運動強度よりも、週1~2回程度の運動習慣をつけることが目的で始めました。
この程度の運動では、目に見えてムキムキにはなりませんが、駅の階段などで息が切れづらくなり、基礎体力が上がった感じがします。
どれが効いた、ということではないが…
結局、どれが効いているのかはよくわかりません。
もしかすると効いていないのかもしれません。
でも、少なくとも運動によって基礎体力が上がり体幹を作れたことは、少なからず再発防止の役に立っているような気がします。
運動習慣によって体重が5~6kgほど落ちましたが、先生に聞いても
だったので、体重減少との因果関係はなさそうです。
今のところ、再発しないことを祈るばかりです。
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