バイク専用のジャケットがあまり好きでは無い僕は、冬用のライディングジャケットには2017年に購入したユニクロのシームレスダウンジャケットを使っています。
以前も記事を書いていますが、ユニクロのシームレスダウンは、保温力が抜群に高く、バイクで出かけた先でも浮かないデザインで非常に重宝しています。
1月に奥多摩に行ったときも中は下着とスウェットで全然OKでした。しかも価格が1万円台前半で買えるので、メチャクチャコストパフォーマンスが高い。
ところが、今シーズンも使おうとおもってクローゼットから出してみると、なんか少し臭うんですね。なんというか皮脂が酸化した臭いが。
この首回りの冷気をガードする部分に付着した皮脂が酸化したのだと思い、手洗いしてみるものの、頑固な汚れなのかなかなか臭いが落ちません。なんかプリントタグもかすれてきました。
シームレス部分の蒸着はまだまだ大丈夫なので、使う分には問題無いものの、臭いが気になるといまいちテンションがあがりません。
今期のシームレスダウンを購入してみた
ちょうどユニクロ創業感謝祭をやっていたので、2020年版のシームレスダウンを14,800円→12,800円で購入してみました。
上が2017年版、下が今回購入した2020年版です。
見た目にはダウンのパックが大きくなったのと、肩周りのデザインが変わりました。3Dカットというらしいです。
細部はだいぶ変わってますね。
まず、前面のファスナー裏にあったウインドストッパーが省略されています。
これは2017年モデルのダウンで、ジッパー下にウインドストッパーがありますが、2020年版では無くなっています。
バイク乗りとしては残念ですが、その代わり止水ジッパーになっているので、それほど冷気が入ってこないと思います。
ちなみにジッパータブも、手袋をしたままでも使いやすいように大型に変更されています。
フードの立体カットは健在ですね。
それと、首回りの裁断も若干変わっています。
ジッパーを一番上まで上げたときに、フードが綺麗に立つように設計されている点は継承されていますね。
ただ、全体的にフィット感がルーズになったせいか、ジッパーを一番上まで上げても首回りが若干緩い感じがします。
まぁどうせバイクに乗るときはネックウォーマーをするのであまり気になりませんが。
着用感
2017年版と比べてみると、若干着心地が大きいです。
ダウンの量を増やしているのか、2017年版に比べて全体的に一回り大きく、着用感も若干ゆるい感じ。インナーにもう一枚着込めそうです。
今流行のオーバーサイズにしたのでしょうね。このあたりは好みが分かれるかと思います。
若い人はオーバーサイズもオシャレに着こなせますが、僕のような50代がオーバーサイズだと単なる「だらしないオッサン」になってしまうので、できればこういった定番ラインのフィット感は変えて欲しくなかったです。
というか、肩周りを3Dカットなデザインにしたのは、従来の袖と胴体のつなぎ目(肩位置)を無くして、肩がずり落ちないようにオーバーサイズ化したのではないでしょうか。
従来の筒袖と胴体を縫い合わせるデザインでオーバーサイズを実現すると、肩がずり落ちてしまうので、デザイン的にかなり格好悪くなってしまいます。
それを消すために3Dカットにしたと考えると納得です。
ユニクロ商品サイトのレビューでも「全体的にもっさりとしている」「太くなった」というレビューが多いですね。
個人的にはシルエットが変わったのはやや残念な気がします。
というのも、おそらく今回購入したジャケットは3年は着るつもりですが、きっと3年後にはオーバーサイズの流行が終わると思うんですよね。そもそも僕らは80年代後期から90年代前半にかけてオーバーサイズを経験しているので。
バイクで使うならコスパ高し
とは言っても、バイクのウインタージャケットとして考えれば、これほどコストパフォーマンスのいいジャケットは他にありません。
ワークマンのイージスシリーズも、防寒性能はいいのですが、デザイン的には好みが分かれるところでしょう。
とは言っても、肝心の防寒性能は全く問題無しです。
そりゃ、冬にガチのロングツーリングに行く人やスポーツライディングする人には向いていませんが、近場の移動や日帰りツーリング程度ならこのシームレスダウンで全然行けますね。
ということで、今年も冬用バイクジャケットはユニクロのシームレスダウンで行きます!
最後に、ジッパータブを旧型ジャケットから移植してみました。
雰囲気が変わるのでオススメのカスタムです。
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