当たり前ですが、洗車すれば足元が結構濡れますよね。
夏だったらサンダルでもいいんですが、秋冬は極力足を濡らしたくないもの。
洗車のときは長靴を使っている人も多いと思いますが、長靴ってそんなにしょっちゅう履くものでもないのに靴箱のスペースを結構取っちゃいますし、洗車のためだけに常時車に積んでおくのもちょっと、って感じではないでしょうか。
今回は、手軽に使えて収納場所にも困らない携帯用長靴について紹介します。
携帯用長靴とは
普通の長靴はゴムで成形されていますが、携帯用長靴は言ってみれば「ビニール袋にゴムシートを張った」簡易的な長靴です。
こんな感じ。
履いている靴の上からガバっと被せるだけの簡単装着で、洗車のときでも足元が濡れません。
コンパクトに畳めるので車内に入れておいても邪魔になりませんし、玄関の靴箱でも場所をとらないので、長靴のように「たまにしか使わないのに靴箱での存在感が大きすぎる」といったモヤモヤ感が無いのが素晴らしい。
ちゃんと底にラバーソールが付いている
最初は、
「単にビニール袋を足に被せてるだけ?だったらコンビニ袋でもいいのでは?」
と思いましたが、さすがにそんなことはなくて、底には薄いですがラバーソールが付いています。
そのため、そこそこしっかり歩いてもビニールが破れることはありませんし、濡れた路面でもしっかりとグリップしてくれます。
洗車以外にも使える
僕がこの携帯長靴が優れていると思うのは、洗車以外にもいろんな用途に使えるからです。
通勤にも使える
実は洗車よりもこっちの用途のほうが便利に感じています。
僕は仕事柄(IT系)、私服/スーツが2:1ぐらいの割合です。客先に行く時にスーツ着るぐらい。
私服のときは大雨でも防水のビーンブーツ+レインコートで出勤できるのでいいのですが、スーツ出勤のときに大雨だと、濡れる覚悟で革靴で無理矢理行くしかありませんでした。もう革靴が中まで濡れると一日中テンション下がります。
そんなときにこの携帯長靴を使えば、見た目はよろしくありませんが、足元が全く濡れないのでメチャクチャ快適です。
駅に着けばパッと脱げますし、そのまま畳んでビニール袋に入れてカバンにしまえば、周りのサラリーマンが足元ビッチョビチョなのを尻目にカラカラに乾いた靴で電車に乗れます。(笑
あと、夏場の大気が不安定な時期にカバンに忍ばせておくと、ゲリラ豪雨のときでも安心です。
バイク用のブーツカバーに
ツーリングにレインスーツは持っていくけど、意外とブーツカバーを持っていかない人が多いんですね。
とりあえず体が濡れなければいいでしょ、って考えるのでしょうが、ブーツは意外と耐水性が無くて、雨の中を10分も走ると非防水ブーツはつま先から雨が滲んできます。
僕は以前、伊豆方面に日帰りツーリングに言ったときに箱根で結構な雨に遭遇しまして、そのときはコンバースのキャンバス生地のハイカットシューズを履いていたのですが、レインスーツと一緒にカッパの足を装着したら、その後1時間ぐらい雨の中を走っても全く靴が濡れませんでした。
なんか昔はバイク用品メーカーのブーツカバー(3,000円ぐらいした)を使っていましたが、この千円台のブーツカバーで十分間に合いますね。
レザーソールの革靴用に
僕は普段あまりスーツを着ないので革靴もそんなに持っていません。なので僕の革靴は使用頻度が毎日スーツの人に比べて使用頻度が少ないので、靴は多少奮発しています。
しかし、レザーソールの革靴は底から水が滲みてくるので雨の日には使えません。ちょっとでも雨の予報があるときはレザーソールの靴は使えないんですね。
「今日のお帰り時は、念のため折り畳み傘をお持ちください」なんて朝の天気予報で言うからラバーソールの靴で行くと全然雨振らなかったり、かと言って雨予報じゃないときにレザーソールの靴を履いて行ったら帰りに振られたりするわけです。
そんなときにこの携帯長靴を職場に置いておけば、微妙な雨予報のときでも革靴を濡らさずに済みます。
僕は職場にこの携帯長靴を1足置いています。おかげで帰りの天気が微妙なときでもそれほど悩まずにレザーソールの靴で出かけられるようになりストレスが減りました。
携帯長靴を履いて電車に乗るのが恥ずかしそう…と思うかもしれませんが、意外とみんな他人のことは見ていません。スルーです。
あ、でも今まで一度だけ電車の中で「それ、何ていう商品ですか?」って聞かれたことがあります。
まとめ
どうしても洗車関連グッズは「専用品」が多くて、洗車以外の用途が無いものがほとんどですが、この携帯長靴は洗車以外にも悪天候時の通勤に使える上に、畳めば場所も取りませんし、価格も1,500円程度で購入できます。
「長靴買うほどじゃないんだよな~」という人には是非オススメしたい商品です。
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