雪道の運転で絶対に気をつけたい3つのこと

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同じ国内でも降雪地方には独特の装備や注意点があります。

言われみればそうだよね、って内容ばかりなので、雪国に行く可能性のある人はタイヤだけでなく、今回紹介する装備についても導入を検討してみてください。

1.ワイパーブレードの種類に注意

北国ではワイパーブレードには「夏用」と「冬用」があります。

夏用と言っても春~秋に使う3シーズン用で、関東地方で売られているワイパーと同じものです。

夏用のワイパーは「水」しか拭かないのでブレードが薄く作られていますが、一方冬用のワイパーは湿った重い雪でもしっかりと拭けるようにブレードゴムが夏用のものより厚く作られています。

頻繁にスキーやスノーボードに行く人はスタッドレスタイヤだけでなく、ワイパーも冬用のものに替えておくと現地での行動が快適になります。

2.ウィンドウォッシャー液の補充は水道水をそのまま入れないこと

雪が降っているときはそれほどでもありませんが、晴れてくると溶けた雪が道路で泥水になって、フロントウィンドウがすぐに泥水で汚れてしまいます。

レンタカー屋さんではウォッシャー液の補充をチェックして貸出ししていますが、たまに補充を忘れたまま貸し出される場合があります。

そんなときに「面倒だから水でいいか」と水道水を補充すると、気温が氷点下になるとウォッシャー液が凍結してしまい、ワイパーが使えなくなってしまいます。(ウォッシャー液にはメタノールが含まれており0℃でも凍結しない)

できれば、レンタカーを乗り出す前にウォッシャー液の量をチェックして、不足しているようであれば補充してもらいましょう。

またレンタル中にウォッシャー液が無くなった場合は、近隣のホームセンターで購入して補充します。2Lで2~300円程度で売っています。

3.チェーンは駆動輪に装着すること

今はスキー場のアクセス道路もスタッドレスで登れるに整備されているところがほとんどですが、たまに除雪が追いつかないぐらいの降雪があると、スタッドレスタイヤでもスタックする場合があります。

平地でも短時間でドカ雪が降ると、幹線道路との交差点で少し登り坂になっているところでスタックしそうになることも少なくありません。

冬季はレンタカー屋さんでもオプションでチェーンを貸出していますが、チェーンは必ず駆動輪に装着する必要があります。

今のレンタカーは、スポーツカーを除いてほとんどが前輪駆動車(FF車)なので、チェーンを装着する場合は前輪に取り付けます。

駆動輪ではないタイヤにチェーンを巻いても何の役にも立たないので注意しましょう。

まとめ

「駆動輪が前か後ろかなんて普通は知ってるだろ」なんて思うかもしれませんが、それは車に興味のある人だけです。

車を「移動の道具」「生活の道具」と考えている人には、駆動輪が前でも後ろでも関係無いのです。車は走ればいいのですから。

ただ僕は、車を単なる移動ツールと考えることを悪いとは思いません。

むしろ生活のツールは、使用者があまり細かいことを意識せずとも使えるのが本来優秀な”道具”のはずです。

そういう意味で言えば、車にそれほど興味が無い人はオールシーズンタイヤを装着しておくほうがいいかもしれません。

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