今年の冬はスタッドレスタイヤが一斉値上げ、安く買いたい人は昨季モデルが狙い目

9月から国内大手タイヤメーカーの乗用車、バン用のスタッドレスタイヤが5~6%程度、値上がりします。

【ブリヂストン】9月から乗用車・バン用冬タイヤを6%値上げ - 自動車春秋社
 ブリヂストンは9月1日から乗用車・バン用冬タイヤ(国内市販用)を平均6%値上げすると発表した。天然ゴムや合成ゴムなど原材料価格が高いレベルで推移しているため、「企業努力のみでこれを吸収することは困難な状況である」としている。  同社は6月に主要なカテゴリーで夏タイヤの値上げを実施している。また小型トラック用タイヤやト...

今回は、少しでも安くスタッドレスタイヤを入手したい人は昨季モデルの在庫がある8~9月が狙い目ですよ、って話です。

なぜスタッドレスタイヤが値上がり?

実は2016年の夏ごろから天然ゴムの価格がじわじわと上昇しています。

天然ゴム価格が高騰 | ゴム報知新聞NEXT | ゴム業界の専門紙
 天然ゴム価格が、高値のまま推移している。足元の価格は16年年初に比べ約2倍。昨秋以降、短期間で急騰した。天然ゴムを多く使用するタイヤメーカーをはじめ、ゴム製品メーカーにとっては大きな収益圧迫要因となりそうだ。

2016年初めには天然ゴムの先物価格がキロ当たり150円だったものが2017年には300円超と、約2倍に上昇しています。

この価格上昇は投機によるもので、中国の自動車メーカーの新車販売が好調なために投機マネーが流れ込んでゴム相場が押し上げられているとの見方が多いです。

天然ゴムは増産しようとしてもゴムの木を増やさないと増産できません。そのため、今すぐ増産体制を取っても効果が出るのに数年かかるため、天然ゴムの相場は当分高値が続きそうです。

実は夏用タイヤも2017年6月から値上りしており、それに続いてのスタッドレスタイヤの値上げだったんですね。

値上げ前の在庫処分が狙い目

さすがに原材料の価格が倍になると値上げせざるを得ないのは消費者としては理解できる一方、庶民としてはなるべく安く入手したい想いは当然あります。

カー用品店やタイヤ量販店では、9月からのスタッドレスタイヤ値上げを前に昨季モデルの在庫処分セールを行っているところがたくさんあります

毎冬、新製品を装着することにしているこだわりユーザーはともかく、去年のモデルでも安ければありがたい、という人にはこの8月9月は狙い目でしょう。

「タイヤは経年劣化するもの」とは言いますが、製造から1年程度であればさほど心配することはありません。

タイヤ量販店では、冬まで保管してくれるお店も

いくら昨季モデルが安くても、今買ってしまうと保管するところが無いよ!という人もいるかもしれません。

また置き場があっても、保管場所がマンションの上層階だったりするとタイヤを運ぶのが大変だったりします。

そういうユーザー向けのサービスとして、冬の履き替えの時期まで購入タイヤを保管してくれるお店も結構あります。

当然と言えば当然ですが、販売店は秋から新しいスタッドレスタイヤを売りたいわけですから、出来るだけ早いうちに旧モデルの冬タイヤを売り切りたいので、保管サービスまで付けて在庫を掃きたいのでしょう。

まとめ

・天然ゴムの価格が1年で倍以上に値上り
・中国での新車販売数増加を受けて投機マネーが入り込み、先物価格が上昇
・天然ゴムは急に増産できないので、しばらく天然ゴムは上昇&高止まり傾向
・国内大手タイヤメーカーは9月に冬タイヤを5~6%程度値上げ
・特にこだわりが無ければ、値上げ前に昨季モデルを安く購入するのも手

最新技術を投入した新作スタッドレスタイヤを買いたい人は別ですが、多くの人は標準的な走行性能があれば十分と考えていると思います。

スタッドレスタイヤなんて1年で極端に進化することも無いので、タイヤサイズと価格が合えば昨季モデルはお買い得です。

9月に入ると昨季モデルの在庫もほぼ捌けてくると思いますので、今年スタッドレスの購入を考えている人はお早めにどうぞ。

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